表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
第10話  作者: こたつ
1/1

第10話

第10話 :面接へ:


〜土曜の朝方〜


〜ガサゴソ…ガサゴソ…ゴソッ……〜


お嬢様:んん…んんん!─ンン!

もうっ!なんで休みに限って二度寝できないのよ!!!


〜カサゴソガサゴソガサゴソ…〜

〜 一方その頃メイドは 〜


〜ジュゥウウウウウウウウウウウ〜


メイド:今日の朝ごはんは少し節約して焼きハムにしておきましょうか…

あとご飯もよそって…


〜 ─盛りっ… 〜


メイド:あ、いけません…節約節約…


〜ガチャッ…〜


お嬢様:フーッ…フーッ…


メイド:あら…お嬢様、どうしたんですか?そんな鼻息荒げて。


お嬢様:二度寝できないのよっ…!


メイド:二度寝ですか…休みの日ほど二度寝したいですもんねぇ、わかりますよぉその気持ち。

あと、二度寝するなら朝ごはん食べてからにしてくださいね、


お嬢様:うぅ…(朝ごはん食べたら目が覚めちゃうじゃない…)

わかった…わ……


メイド:じゃあ私はメイコさんを呼んでくるので、先に食べててください。


お嬢様:わかったわよ…

ふぁ〜


〜スタ…スタ…スタ…スタ…スタ…スタ…スタ…〜

〜 スゥゥウウウ… 〜


メイコ:ZZZZZ…zzz…zz…


メイドあら…ぐっすりですね…

ぐっすりなところ申し訳ないのですが…起こすしかないですよね…


〜ユス…ユス…ユス…ユス…〜


メイド:メイコさ〜ん、朝ですよ〜

起きてくださ〜い!


メイコ:ふぁあ…もうあさ…なんですか…


メイド:朝ですし、もう朝食も用意してますよ、なので早く起きてください!


メイコ:ふぇえ…お布団さぁあん…


メイド:駄々こねずに…行きますよ、


メイコ:わかりました…先に行っててくだ…さい…


メイド:わかりました、ちゃんと来てくださいね?


メイコ:わかり…ましたぁ…


〜メイドが部屋を出ていき数分後〜

〜スタスタスタスタスタ…スゥゥウウウ…〜


メイド:メイコさん、もう何分…も…


メイコ:ZZZZZ…


メイド:はぁ…


〜このあとメイドはメイコさんをリビングまで引きずって行き、朝食を食べさせた〜


メイド:ふぅ…疲れました…180センチを引きずるのって…大変ですね…


お嬢様:お疲れ様、はいこれ、


〜お嬢様は紙コップに入った飲み物をメイドに差し出した〜


メイド:これは?


お嬢様:栄養ドリンク?エナジードリンク?

まぁ、元気が出る飲み物よ!

とりあえず飲んでみなさい!


メイド:ありがとうございます…


〜グビッ…〜


〜この時のメイドは知らなかった。この飲み物はエナジードリンクよりはるかに効果が出る飲み物だったとは〜


メイド:うわぁ…!なんだか元気が…!


お嬢様:うそっ…そんな早く効き目出るのこの飲み物怖っ…


メイド:お嬢様!私!少し用事があるので外出してきます!


〜ダッダッダッダッダッダッダッ!!!〜


お嬢様:えええぇええ?!いきなり過ぎないかしら?!?!


〜ギイィイイ!バタンッ!!〜


〜キュイキキキキブォォオン!!〜


お嬢様:あっ…車の音…

無事で帰ってくることを祈るわ…

そしてメイコさんは…


メイコ:zzz…


お嬢様:座ったまま寝てるわね…ある意味すごいわね…

ほら!メイコ!起きて!


メイコ:んえ…もうあさ…ですか…


お嬢様:さっき朝ごはん食べたばっかりじゃない!


メイコ:そう…なんですか…?


お嬢様:そうよ?!忘れたの?!


メイコ:そう…いえば…忘れ…て…

〜ガクッ…〜

zzz…


お嬢様:なんでぇ?!


~ 一方メイドは副業の面接に向かった ~


〜ブォォオオオン…ンバァァァァァア!〜


メイド:?!VTEC ?!?!

─やる気になってきましたよ!!

さぁ!行きますよぉお!!


〜ンバァァァアンババババババァァァァァ!!〜

〜ギョワァァア!ギヤァァア!〜


メイド:ふぅ…到着しました…

ここであってますよね


〜ガチャ…チャリンチャリンチャリン!〜


店長:いらっしゃい!


メイド:あの、面接応募したメイドです。


店長:あぁ、君か、じゃあ別室で話をしようか。


〜スタ…スタ…コトッ…コトッ…〜

〜ガチャ〜


店長:では、面接を始めます。

君、この仕事に応募した理由は何かね?


メイド:少し生活費が足りなくて、同居してる人も養わなきゃいけないので、


店長:そうかい、まぁ、応募してくれるだけありがたいよ…最近皆定年退職しちゃってねぇ…


メイド:そうなんですか…色々大変ですね


店長:そうなんだよ、ここ数年応募がなくてねぇ……………


〜しばらく店長の雑談が続いた〜


店長:おっと、すまないね、長く話しすぎたようだ。


メイド:いえ、おかげで現状把握ができましたので問題ないですよ。


店長:そりゃぁ良かった…

あと、最後に確認するけど、この仕事が何か知ってるよね?


メイド:はい、

「タクシードライバー」ですよね?


第11話に続く To be continued…

次回は少々ある映画のパロディを入れます(ヒソッ…)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ