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詩集 ロスト・ワールド  作者: 仲仁へび
第6章 死神狩りの錬金術師
6/7

第6話 命削って歌うなら



「この限られた命を力にかえよう」


「死に魅入られた魂に届くよう、祈りながら」


 雨の音 鳴りやまない

 風の音 とどまらない


 負けてしまわないよう

 息すって 吐き出す

 声に思いを込めて


 思考停止領域

 呆然自失とした魂に

 息を吹き込む


 どうか声を聞いて

 私の歌を


 心臓から血を流しながら

 痛みを生みながらも

 音 吐き出す


「今にも倒れそう」

「全てが終わった後なら、それでもかまわない」



「ストーリー」

 彼女には錬金術の才能はない。

 ただ友人との絆があるから、嗜んでいるだけだった。

 そんな彼女だが、一つだけ得意なものがある。

 それは歌を使った錬金術だった。

 心を失った人たちを治療するためのもの。



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