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名無しの権兵衛  作者: 蘇我栄一郎
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敵勢力の規模 その二

 北海道は港の数が非常に多い県として有名であるが、それは第二次世界大戦後の北海道でも同様である。大小様々に四十箇所から五十箇所を越える数の港があり、それは一つの県を海がグルリと囲んでいるからこそ、それだけ多くの港が造られたと言っても過言ではない。

 そんな港が多い場所にあって、名無しの権兵衛とケンゴウの二人が何処の港に焦点を当てたかと言えば、実のところアメリカ側の海に面する港を全て、という適当な理由であった。それ故に、実際に足を踏み入れ調査しなければならない数の港は百を越える事になり、そこから目的の港を発見するにはそこそこの日数が掛かると思われる。

 だがそれだけでなく、他の要因も含めたのならばまだ港の数を絞る事が可能だ。

 一つ、アメリカからこの日本へと船で来るには、それこそ大きな船でなければならない。近海だけで精一杯な漁船などはもっての他という事。つまり、大きな船ならそれに適した港が必要になり、必然的に小さな港は除外して良いという事になるのだ。

 二つ、そこそこの大きさの港であっても、そこを支点に動くのなら利便性の良い土地でなければならない事。北海道というのは非常に大きく広いので、その点を考慮していなければ移動だけで相当苦労する事になるからだ。

 これら二つの事実を繋ぎ合わせると、外海まで航海可能な船が入港出来る場所であり、それでいて港から交通の良い土地が好ましいと言える。


「と言う事で、絞りに絞って此処に来たっちゅう訳だ。お分かり?」


「グダグダと説明する割に、今回の推理ではこじつけのように聞こえるが?」


「お前、かなり失礼な事を言ってるのに気付いてる?」


 片頬をピクピクと痙攣させてそう告げた名無しの権兵衛に、心外だと言わんばかりの表情でケンゴウが悪びれた様子も無く反論し始める。


「失礼もへったくれも無い。私は事実をそのまま指摘しただけだ。

 第二次世界大戦中には北海道の制海権どころか日本全体の制海権が奪われていた為、港は完全に侵略されていたと言っても過言ではない。そして、北海道の多くの場所では、爆撃によって甚大な被害を被った土地も少なくなかった。釧路にしろ室蘭にしろ、それはもう酷い有り様だったらしいとは聞いている」


 ケンゴウの言葉に嘘は無い。実際に多くの場所が空爆の被害に遭っており、その爪痕は十年を経た今も尚残っている所もあった。

 しかし、その爪痕に対しての人的被害は意外に少なく、東京の様に尋常ではない戦死者が出たという訳でもない。幸運と言うと不適切な言葉かもしれないが、崩れた建物と比べて戦死者が少なかったのは不幸中の幸いであったと思うしかないだろう。

 だが、それでも戦死者が全く居ない訳でもないのは当然で、遺族が死者を想い流した涙の量はきっと相当なものであると窺い知れる。

 ともあれ、そんな北海道の現実が自分の推理の否定にどうして繋がるのかと、そう言いたげな名無しの権兵衛は眉間に皺を寄せながら唇を尖らせた。


「ちょいちょい。それが何だっつうの?」


「港を奪われた際、漁民に何も被害が無かったと思うのか? 希少な物を奪われたり、高価な物を奪われたりした者が居なかったとでも思っているのか?」


「いや、まぁ……そりゃ当然あっただろうよ。実際、俺も色々噂を聞いてるしな」


「第二次世界大戦が終わってからまだ十年だ。その時の恨みが残っていないと思うか? 爆撃を受けた土地に住んでる者達なら、大概がその爆撃によって死んでいるからそうでもないだろうが、漁民の多くは奪われただけで生きている者が多い。そうなると当然、大事な人の形見や想い出の品を奪われた者達の恨みは今も残っていて、それは相当な程に膨れ上がっていると思うぞ」


 希少であったり高価であったりする品を奪われただけで済む場合はまだマシな方で、中にはレイプされたりする者も少なくなかった。最悪の場合、そのレイプされた時に妊娠した女性も居て、出産した後にその子供の容姿でレイプされて出来た子供かどうかが分かる為、世間から白い目で見られる事も多かったそうだ。

 しかしながら、人によって価値観が変わる為に安易には言えないが、そういう事情があったとしても生きていられるのだからまだマシと言えるかもしれない。想い出の品を奪われレイプされ、その挙げ句に殺された者も少なくないのだから。

 そういう負の出来事という現実は、名無しの権兵衛も耳にして知っていた。戦争という殺し合いのストレスのせいで、箍が外れて暴走する兵士というのは絶対に現れるものなのだと、日本各地の噂を耳にして学んでいたのである。

 それ故に、自分の推理をこじつけに近いと断じたケンゴウの真意に気付いた様で、それでいてケンゴウの言いたい事の全てを悟り、納得した様子で小さく頷く。

 そして、話の内容のせいで少し重い空気となった事で、ばつが悪そうに頬を掻いた。


「……つまりお前が言いたいのは、CIAが港に来ても協力する人間が存在しねぇから、大戦中に被害に遭わなかった港を調べるべきだって言いてぇのか?」


「端的に言えばそうだ。私の推理は変だと思うか?」


「いや、間違ってねぇな。しっかし、随分とそういう事情に詳しいじゃねぇか」


「半分は日本人なのだから当然だ。それにアメリカ軍人として活躍している日系の友人も沢山居るし、日本で行われている裁判でも通訳としてアメリカ軍から派遣された日系の友人も居る」


「なるほど。そういう奴らから仕入れた情報って訳か」


「あぁ。アメリカという国に対しての恨みはそうでもないようだが、アメリカ軍人に対する恨みは相当なものだと聞いている。

 アメリカの日本人強制収容所でも同様だった。軍人にレイプされるご婦人が多数居て、男達が立ち上がって兵士に反抗した結果、反抗した者達は全員が殺されたりしたし、数少ない持ち物で高価な物を持っていたりした場合ならば、当然のように奪われたりもした。強制収容所というのは、実に悲惨な場所だったのだ。恨みつらみという負の感情が渦巻く最低最悪の場所が、日本人強制収容所だった。

 そんな経験をしたが故の推理という訳だな。まぁ、そのお陰で私は力を求めて武術に手を出し、そして何時しか純粋に武術が好きになっていたんだが」


 ケンゴウは特に思い詰めた様な表情ではなく、冷静に淡々と事実を告げていた。ケンゴウにとってはどうしようもない過去として、それを既に全て受け入れているのだろうと察せられる。

 強い心を持つケンゴウだからこそこの様に振る舞えるのだろうが、それでもやはり凄いと思わざるを得ない。過去の辛い現実を受け入れるなど、そんな事を出来る者などそうそう居やしないからだ。

 内心で大した奴だと称賛しつつ、そんなケンゴウの表情と言葉を見て聞いた名無しの権兵衛は、彼の心の強さを充分に理解し、真剣な様子で言葉を発する。


「なら尚更此処で問題ねぇよ」


「何? 貴様、私が真面目に話をしていたのに、ちゃんと聞いていたのか?」


「あ〜……何て言えば良いのか迷うんだがよ、一応その辺りも考えてたっつう訳だ。ただし強制収容所に入っていたお前を前にして、その辺の暗い事情を話すのは躊躇われてよぉ……。話を端折ってたんだな、これが」


 港を一つに絞る理由がこじつけに近いとケンゴウが感じたのは、名無しの権兵衛なりの気遣いがあったからこその事らしい。少し名無しの権兵衛には似合わない優しさであるが、相棒へのそれなりの敬意があればこそなのだろう。

 それに対して少し照れた様な素振りを見せるケンゴウは、照れ隠しに鼻を鳴らす。


「ふん、余計な世話だ。私はそこまで弱くはない」


「へいへい、どうやらそのようで御座いますね」


 苦笑しつつそう述べた名無しの権兵衛は、相棒の性格を改めて認識した事で頼もしいと素直に思った。過ぎ去った悲しい出来事を、あくまで過去の出来事なのだと受け入れられる者などそうそう居る訳がないし、あまつさえ悲劇を受け入れその上で強くなろうと努力する者なら極稀だと言えるからだ。

 名無しの権兵衛は苦笑しつつ、不思議と頼もしさを感じさせるそんな相棒を伴って、人口百五十人と少ない港町へ足を踏み入れ、港に並ぶ船を一隻一隻丁寧に目を通していく。

 この港は人口と比較すれば不自然な程に大きいのだが、それはまだ元々の小さな港を拡張したばかりなのであって、人口の増加が追い付いていないからである。恐らくは、遠い未来を見据えての町作りをしているのだろう。

 となれば当然、港に並ぶ船の多くは未だ漁船ばかりが主流であった。それも小型の漁船ばかりであり、六人程が乗れば限界に達するくらいの漁船ばかりである。

 だがそんな漁船ばかりが目立つ港にあって、近海までしか航海可能な船以外では大陸間を移動出来るであろう船が二隻も港に並んでいた。外観は何の変哲も無いコンテナ船に見えるが、積み荷のコンテナが積載量の半分しか載せられていない。それが少々違和感があると言えばある。


「ン〜フフフ。あれ、どう思うよ?」


「積み荷の事か? それだったら、既に下ろされてある可能性もあるのではないか?」


「ま、そうだよな。そう思うのが自然だ」


 ニヤニヤと笑みを浮かべる名無しの権兵衛は、コンテナ船から積み荷を下ろすのに必要な機材を探す為に視線を忙しなく動かす。

 港は実に立派であり、大きくて沢山の倉庫が規則正しく並んで建っている。この年代の港では日本でも三本の指に入るかもしれない、そんな港だ。

 しかし見る限り、規則正しく並ぶ倉庫のシャッターが開かれているので分かるのだが、中は全てが空っぽだった。いや、あるにはあるのだが、それはフォークリフトの類いばかりであり、何らかの商品となる物品は何一つとして存在しない。

 そんな物悲しい倉庫を目にした後、次に名無しの権兵衛が目を向けたのは、コンテナ船が停泊している場所付近の様子だった。しかしそこでも、やはりコンテナ船が入港しているこの港になければならない筈の設備が見付からず、確信したかの様に笑みを深くする。


「やっぱりな」


「何を一人で納得しているんだ。何かを知り得たのなら言葉にしろ」


「いや、別にお前でも普通に気付くレベルだっつうの。全部聞いてたら頭使わなくなっちまうぞ」


 名無しの権兵衛の言葉を耳にして、ケンゴウは余計な世話だと言いたげに顔を顰める。しかし、言葉にして反論したりはしなかった。その父親の様な台詞には、知らず知らず反論しづらくなる力があったからだ。

 実際、それこそ父親に幼い頃から言われていた言葉だったからだが、それを久しぶりに耳にして少し動揺した結果、反論する時を失したらしい。

 とは言え、ケンゴウは父親に言われるならまだしも、何故相棒である名無しの権兵衛に言われなければならないのかと、そういう思いが無かった訳ではない。しかし正論と言えば正論であるが為、文句を言い募りたくなる思いを押し留め、眉間に皺を寄せつつ港を眺めた。

 そうして幾分か時間を掛けていると、名無しの権兵衛が何に気付けたのかに合点がいった様子で大きく頷く。


「なるほど。貴様が何に確信したのかが分かった。要は積み荷を下ろす設備が、まだ建設途中だったり購入しておらず此処には無いという事だろう?」


「そういう事。フォークリフトとかはあったりして設備が全く無い訳じゃねぇが、設備が全部完成してねぇのは間違いない。それなのに、コンテナ船が二隻も接岸している。しかもその二隻共に、何故か積み荷は半分しか載せてない。

 これって変だと思わねぇか?」


「あぁ。確かに変だな」


 通常のコンテナ船というのは、目的地に行くのに中途半端な荷で出港したりはしない。運ぶ積み荷が多ければ多い程に利益が増えるのだし、その反面積み荷が少なければ赤字になるのだから当然である。そして目的地で積み荷を下ろせば、そこで帰るに際して新たな積み荷を載せて帰港するのだ。これで効率的に船を運用して利益を出せる仕組みになっているのがコンテナ船である。

 そのコンテナ船というのは、名前の通りで沢山のコンテナを積む船の事になるのだが、そんな船が登場したのは第二次世界大戦後の事になる。つまり、最近運用され始めた新しい船だという事だ。

 そんな船なのに、利益の出ない運用方法を選択する馬鹿はいないだろう。新造船なのだし、不利益にしかならない運用方法を取っていたら貿易船を運用する会社が潰れてしまうのは間違いない。

 ともすれば、積み荷が半分という事実は不自然そのものであり、本来あり得ない事だと言っても過言ではなく、そうすると名無しの権兵衛とケンゴウ二人の目前にある船はとても貿易を目的に運用されているとは思えないのだ。


「この二隻に潜入してみっか?」


「ふむ。……いや、わざわざ危険を侵す必要は無いだろう。別に潜入せずとも、張り込んで動向を見ていれば分かる事だ」


「お、おう。そ、そうだよね」


 どこか驚いた様子でケンゴウの意見に同意する名無しの権兵衛。別におかしな発言とは思えないのだが、名無しの権兵衛からしたら驚く要素があったらしい。

 そんな名無しの権兵衛を見て、ケンゴウは怪訝そうに問う。


「何だその反応は?」


「い、いや、別に」


「何を誤魔化してるんだ?」


「いや〜その〜……何ちゅうか、意外だったから」


「はぁ? 何がだ?」


「お前がまともな事を言うとは思ってなかったと言うか、スゲェまともな意見過ぎてビックリしたと言うべきか、お前もまともに考えられる思考を持ってるんだなぁと感心したと言うべきか……」


 名無しの権兵衛が告げた三つのケンゴウの印象は、どれも一つの事について言っていると考えて問題ない。つまり、普通の、通常の、平凡な、という感じの意見をケンゴウが述べる事が意外だったと名無しの権兵衛は告げた訳だ。

 これには流石のケンゴウも、怒りを露にしてしまう。握り込んだ拳を震わせながら、額に青筋を浮かべたのだ。

 当然の反応であり、これで怒らない人間は居やしないだろう。誰だって怒る筈だ。例え非暴力を貫いたガンジーでも、額に青筋を浮かべるくらいはした筈だ。

 その反応を見て肌で危険を感じたのか、名無しの権兵衛は身の危険を避ける為に必死な様子で慌てて言葉を重ね始める。


「待て待て待て! あれだ、ちょっと言葉の選択にミスったわ!」


「ほう。ならばその正しい言葉の選択によって、今から貴様の口から出る意見が聞きたいところだ」


 手痛い痛打に襲われる事になるだろうと、そう思わせるそんな雰囲気で、ケンゴウが冷淡に述べた。

 すると名無しの権兵衛は“あ、これはアカンやつだ”と身に染みて感じたらしく、しどろもどろになりながらも必死に弁明しようと口を動かす。


「あれだよ、ほら、あれ! その〜、そうそう、あれだ! そうなんだよな、だからそうなったんだよ!」


 何を言いたいのか、何を伝えたいのか、それが何一つ分からないその名無しの権兵衛の発言に、ケンゴウは大きく何度も頷いた。


「なるほど。良く分かった。つまり、此処で死にたいのだな?」


 死刑宣告に等しい言葉を受けて、それこそ飛び上がらんばかりに両肩をビクリと震わせる名無しの権兵衛は、身振り手振りも交えて必死に弁明を続ける。


「違うでしょ! 今から話す為に、口の体操してるんでしょうが!」


「だったら早く話すんだな。でなければ、此処が貴様の死に場所となるぞ」


「あれだよ、そう、あれだ。うん、つまりだな、お前ならパッと潜入してパッと活動内容を記録している日誌などを盗んで来いとか言いそうじゃん? なのにその正反対の安全策を進めてくるとは思わねぇし、尚且つだからこそ驚いたんだよ。

 うん、と言う訳で、俺は悪くない! 強いて言えば、突然まともな意見を言ったお前が悪い!」


 確かに張り込みなどの時間が掛かる事は、ケンゴウが最も忌み嫌う類いなのは間違いないだろう。事実、小樽の街で張り込みをしていた時は、超が付く程に不機嫌になっていたのだから間違いとは思えない。

 だがしかし、伝え方というものがある。これでは喧嘩を売っている様なものだ。

 それを示す様に、ケンゴウの額に浮かぶ青筋は収まる様子を見せず、それどころかその青筋はよりくっきりと、そしてより多く増して、今にも血管がはち切れんばかりに姿を露にしてしまう。端的に言い表すと、その顔はまるで般若そのもの。


「名無しよ、ちと歯を食い縛ると良い」


「ちょちょ、ちょっと待とう!」


「問答無用」


 武術固有の構えを取ったケンゴウを見て、危険信号が警鐘を鳴らした結果の名無しの権兵衛は、「痛いの嫌、痛いの嫌」という呟きを何度も何度も繰り返しながら一心不乱に逃亡し始めた。

 小刻みなステップで焦点を絞らせぬ様に、そうしているかと思えば大胆不敵な程に大きなステップで動き、多様なステップでそれはもう必死に逃げ続ける。その姿はまるで、肉食獣に追われる小動物であった。

 民家の塀を越え、人様の土地を躊躇なく走り抜け、人様の車を足蹴にして乗り越え、そして辿り着いたのは真新しいが小規模のホテルの前であった。

 それを見て思わず張り込みに丁度良い感じだと考え足を止めた瞬間、名無しの権兵衛は自身の背後に並々ならぬ気配を感じたらしく身を強張らせてしまう。それが決定的な隙を生むとは思いもしなかった様だが、次の瞬間にはそれを理解せざるを得なかった事だろう。

 ケンゴウが的確に狙いを定めて拳を放ったのは、名無しの権兵衛の肝臓であった。当然、身を強張らせていた名無しの権兵衛に回避の瞬間は残されておらず、ケンゴウの拳が見事にめり込み崩れ落ちてしまう。


「逃げ足は超一流だと認めてやろう。そんな貴様を相手に打撃を当てるというのは、中々有意義な経験だった」


 勝ち誇るケンゴウの言葉を耳にして、名無しの権兵衛はひっそりと再戦を誓ったそうだ。今度は絶対に逃げ切ってやる、と。

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