1/19
プロローグ
何が起こったのか分からなかった。
いや、分かっていたはずだ。はっきりと分かっていた。
でも、目の前の現実を信じることができなかった。
信じたくなかった。
まるでスローモーションになったかのように過ぎていく時間。
…実際は、とても早い時間だっただろうけど。
俺には、長すぎた。
この地獄のような時間は。
目の前には親友だったはずの人間。
薄笑いを浮かべて、こちらを見据えていた。
俺の瞳には、涙があふれていただろう。
…酷い。
なんで、どうして、こんなことに…。
目の前の親友だったはずの人間がなにかを呟いたように見えた。
なんだ?なにを呟いているんだ?
そう聞く時間は…無かった。
俺は、崖を真っ逆さまに…落ちる。
地面は…見えない。
「うわあああぁぁああああぁあぁ!!」
さようなら…、みんな。
…さようなら…
こんな下手な文章を読んでくれる人がいるなんて…。
ありがとうございますっ!
よければ、感想をもらえるとありがたいです…。
お願いします。
どんな感想でも、もらえたら僕は飛び上がるほど喜びます。絶対。