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夢の瞳はダイヤモンド~永遠の愛編~  作者: 夢の旅人
愛を知る時~
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6


その後、二人で眠ったのだが夜中に目が覚めてしまった。隣では彼女がスースーと寝息をたてて眠っている。

(俺…この人に恋してるのかな…今までそれなりの女性と交際してきたけれど、こんな感覚になった事ないしなぁ。)

そんな事をぼんやり考えていた。何度も言うが人を本気で好きになった事はない。それがこんな短い期間で恋に発展したりするのだろうか?一目惚れってやつは俺にはありえないし、彼女が何かしてくれたわけでもない。

(もしかして彼女の悲しげな瞳に同情したのか…わからない…。)

そんな考えが頭から離れなかった。



~~~~~~~~~~~~~~



そんな事を考えているうちに夜が明けた。

この日は彼女と前日から話していた某テーマパークに行く事になった。

相変わらず予想通りに混雑している。人の流れを避けるだけでも大変である。


彼女は色々なアトラクションの待ち時間をなるべく減らしながら俺を案内していく。それに着いていくだけの俺。

(随分と慣れているなぁ…今までも何度も来てるんだろうし、当たり前か…。元彼とかとも来たんだろうなぁ…。)

知らず知らずのうちにそんな囁きが頭の中を駆け巡っていた。


楽しそうな彼女の顔を眺めながらも、この状況が理解出来ていない俺。

(彼女は…沙織はなぜ俺と交際するのをOKしたのだろうか…。俺が惚れさせる事をしたわけでもない。けれど彼女は俺が交際を申し込む前から俺に気持ちがあったようなセリフを言う…。なぜ…。)



夜になり軽くパレードも見て、テーマパーク入り口付近に並ぶお店の数々を見た俺達は、帰路に着くために駅に向かった。

(あーあ。結局何もわからなかったし、答えも出なかった…。これじゃ彼女に失礼じゃないか…ただそれでもずっと一緒にいたい…。やっぱ好きになっちゃったのかな。)


駅で電車を待っていると彼女の方の電車が先に来た。俺の勘違いかも知れないが、電車に乗ろうとする彼女の足取りが少し重く見えて、中からこちらを見る彼女は寂しそうな顔を…瞳をしていた。


『そんな寂しそうな目をするなよ汗。』

コクリと彼女が頷いた。


(え…やっぱり寂しかったんだ…。)


そんな思いで彼女の電車を見送った俺は自分も電車に乗り込み帰路についた。


あっという間に終わった2日間だが、現在の俺でもこの2日間はすごく貴重な2日間だったと思う。

最高の2日間だった。

ただしあくまでもそれは俺の話で、彼女はどうだったのかは彼女にしかわからない。

ただ、この時期の彼女は、素直でとても可愛らしかったから大好きだった。

恋愛としては答えは出なかったが、人間としては大好きだった。

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