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夢の瞳はダイヤモンド~永遠の愛編~  作者: 夢の旅人
愛する家族…
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家族とは何なのだろう…。その意味を俺が知る時が果たして来るのだろうか。答えは…否。彼女とこのままでは結論が出ることはない。


3月14日。

俺と彼女が正式な夫婦として入籍した日である。

ほんの数年前の出来事。記憶も確かに残っている。俺にとっては大切な日。彼女にとっては失敗した日になるのだろうか。


この日を選んだのには訳がある。

世間ではホワイトデーなので覚えやすいというのも理由の一つなので、彼女にはそう話してある。

もちろんそれもあるにはあるのだが、実は円周率にも掛けてある。

円周率は無限…永遠に続く。永遠に愛が続き、永遠に共にいられるようにという思いを託した。

彼女にそれを?…言うはずがない。

恥ずかしさが半端ないので、彼女にそれを言った事はない。


ずっとこのまま生きていくと思っていた。ただしそれは自分の中だけだったのだろう。


もし引っ越しをしていなかったら…

もし彼女に親や兄弟がいなかったら…

結果は違うものになっていたのかも知れない。


毎日頭から離れない彼女と子供。

こんな生き地獄は味わった事がない。


その辛さ、苦しみがさらにストレスをため、病気等を大幅に進行させる。

まさにこの世の地獄。


大好きな親兄弟と一緒に暮らし、俺への感情が一切皆無な彼女。

それと、子供。自分は子供と常に一緒だから俺がどれだけ子供に会いたいかわからないのだろう。


俺がどれだけの苦しみの胸中にいるかわかるはずもない。

でも…出逢った頃の彼女なら…

そして、結婚した頃の彼女なら…

絶対わかってくれただろう。


当時の彼女は確実に俺を愛してくれていたのだから…。


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