表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢の瞳はダイヤモンド~永遠の愛編~  作者: 夢の旅人
愛を知る時~
3/35

3


約束通りにすぐデート当日はやってきた。【デート】と呼べるような計画やプランは何もなく、ただ食事に行っただけではあるが、このようなワクワクした感情で女性を誘ったのは初めてだった。


彼女はとても美しい容姿をしていて、心も純粋。まるで絵に書いたような感じ、ドラマのヒロインのようだ。ただ、男性の女性の好みは人それぞれであるし、俺だけがそう思うのかも知れないし、それは俺にはわかるはずもない。俺から見たら素敵な女性だった。


ただ一つ気になっていたのは、笑顔や話し方、そして瞳からたまに出てくる悲しそうなサイン。それを俺は感じ取っていた。周りの皆はそれに気付かなかったようであったが、俺はそれが胸につかえて引っ掛かっていた。俺自身もそんな感覚を感じたのは初めてだったし、もしかしたら自分の勘違いか妄想に過ぎないと頭の中で言い聞かせてはいたが、彼女と会うとまたそれが見えてしまう。



今日は彼女から感じる悲しそうなそれをもう一度見て答えが知りたかったし、俺が彼女に興味津々な理由も自分の中で答えを見つけたかった。

待ち合わせ時間になった。…でも彼女は来ていない…。

(これは振られたか…)

そう思ったのだけど一応メールだけはしてみた。


【俺はもう着いたけど、どうしたの?何かあった?】

すぐに返信があった。

【ごめん。ボーっとしてたら電車乗り過ごしたよ。今から引き返します。】


(ちょ(笑)電車乗り過ごしって。)

まぁ普段からボーっとしてる子だなぁとは思ってはいたけど(笑)まさかの乗り過ごし…。

振られたわけじゃないのがわかってほっとしたが、今度は逆に突っ込みたくなってきてしまった自分がそこにいた。

皆の前ではしっかり者でスキのない女性に見えてはいたから、そういうドジな部分もあった方が女性としては可愛げがあっていいと思った。



「ごめんなさい。お待たせ。」

俺が待っているとそう言って彼女がやってきた。


『いやいいよ(笑)電車でどこまで行こうとしたのかわからないけど(笑)』


「やめてよー(笑)もう、ごめんなさい。よく乗り過ごす事あるの…」


『そっか(笑)』


(よくある?マジで(笑)スキのない君はいったい何処にいった汗)


そんな彼女を改めて見てみると相変わらず綺麗な容姿なのだが、何よりこの日の服装が俺的にマジでビンゴだったせいもあり、いつもよりさらに可愛く見えた。


そんな中、それでも彼女の醸し出す悲しそうで寂しそうな雰囲気が所々で感じていた。

恐らく原因は相談メールしていた内容が大部分をしめているのだろう。

彼女は今までにも恋愛はしてきてるし、その恋愛が上手くいかなかった事もあれば、中には口車に乗せられて騙されたり、利用されたり、または身体だけが目的の男性もいたはずだ。

彼女の人生相談を聞いていると、それがよくわかって伝わってきたし、それが悲しそうな辛そうな瞳の理由なのだろう。


後にこの数年後、彼女が悪い事もあっただろうとわかる時もやってくるのだが、もし彼女の心の底から出る幸せな笑顔を見れるのなら見せて欲しい。もっと見せて欲しいという俺の想いは、この時も、現在も一切変わっていない。


もちろん彼女を本気で心から愛していると誰にでも断言出来る今はその想いはさらに膨らみ、俺の夢は彼女の笑顔を見る事になっている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ