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夢の瞳はダイヤモンド~永遠の愛編~  作者: 夢の旅人
愛する家族…
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子供が産まれた後は毎日のように産院に通った。少し変わった産院で、産まれた時に赤ちゃんを抱いてからは退院するまで母親以外とは一切触れさせてもらえない。窓越しに自分の子供を眺めて元気そうな顔を見る日々。


産まれたばかりの赤ちゃんはあまり可愛くないと言う人も多いが、そんな事はまったくなくてむしろ愛らしい表情をしているように見えた。


(これは…どっち似?まだわからないかぁ。)

そんな事を考えながら自分に訪れた幸せな瞬間を噛み締めるように堪能していた。

赤ちゃんというものは本当に小さい。この小さな命の無事と幸せを本気で願っていた。

絶対に俺と同じような人生を味あわせたくないと。

ただ…夢…夢だけは俺と同じような幸せな夢を見ながら育って欲しいと、夢のある未来が訪れるようにと願いを込めて「みらい」と名前をつけた。



しかし子供の成長とは早いものである。首が座ったと思えば寝返りが出来るようになるまであっという間だった。


逆にハイハイはあまりしなかった。もう出来るようにはなっていたのだけれど、すぐに諦めてゴロンと寝てしまう。


(そういうところは俺に似るのか(笑))

そんな諦める姿さえ可愛らしい。


歩き始めるのは少し普通よりは遅かったのだが、一度歩き始めるのを覚えた後は部屋の中をチャカチャカと歩き回るようになっていた。

うちの子、非常に楽だったのは食べ物以外はほとんど口に入れない事。

一応何か喉に詰まらせないように細心の注意はしていたのだが、変な物を口に入れた事はほとんどなかった。

おしゃぶりでさえ口にくわえない。口に入れてあげてもすぐに出してしまう。ママの母乳が大好きだったみたいで、偽物は一切受け付けない。汗。


だから夜泣きは少し大変だったのだ。

毎日のように夜泣きしたので彼女もすごく大変だったはずだ。

たまに母乳を与えず、俺が抱っこして寝かしつけはしたのだが、その場合はすぐにまた起きてしまう。

赤ちゃんでも子供って頭が良い。

抱っこして寝たかと思い布団に乗せるとその瞬間に「おぎゃー」だった。

寝た振りまでしているのか感触で起きてしまうのかわからないが、とにかくずっと抱っこしていないとダメな子だった。



手は掛かるがスクスク成長していく我が子。

お喋りが始まると、益々可愛らしい。


元々俺は子供は好きなのだが、いくら自分の子供とはいえここまで可愛いとは想像もしていなかった。

彼女との子供だという事も関係しているのだろうか…。


ただ一つだけ悩みがあった。

子供にどう愛情表現していいのか分からなかったのだ。

俺自身が…それを受けて育たなかったからなのだろう。


それでも精一杯の思いで、愛情を与えようと努力はしていた。

それが子供も伝わっているといいなぁと切に願う事しか出来なかった…。

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