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夢の瞳はダイヤモンド~永遠の愛編~  作者: 夢の旅人
彼女との思い出…~幸せへの道~
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彼女が俺の事を愛してる…。こんな俺を?…。あくまで言葉を聞いただけだし、本心で本当に愛してるのだろうか?俺にはそれがわからなかった。

俺はただ彼女の瞳がすごく寂しそうに見えたから、そんな彼女の心を少しでも楽にしてあげたいという気持ちを、ただただ出して伝えただけの事。

只の口説き文句だと思う人も沢山いるだろうし、むしろそう思う女性の方が圧倒的に多いのではないだろうか。


彼女はなぜ俺と付き合って、なぜ俺に愛してるなんて言ったのだろう。

そんなに簡単に言葉だけで、人を愛してしまう女性なのだろうか。

それとも愛してるという事の重みを容易に考えて発言してしまう性格なのだろうか。



俺にとって愛してるとはとても大きな出来事である。勿論、誰にとってもそれはそうなのだろうけど、俺にはたぶん普通の人よりもさらに大きな大きな出来事だと思う。


愛情なんて受けた事はない。

それを俺に対して言ったという事の重要さを彼女はきっとわかっていないと思う。


愛、愛情。

それが本当にそこに存在するものならば、俺にとっては一生…永遠なものなのだ。

一度愛して…愛されて…

彼女のそれが真実の本心ならば、永遠に終わる事はないはずだ。


愛情がなくなった。

もう冷めた。

それが理由で別れ、離ればなれになる夫婦やカップルも沢山いる。

そのそれぞれに愛があったかなかったかは俺は否定はしないし、俺にはわからない事である。


でも、俺にとっては愛とは永遠。

何度でも言う。

俺には永遠なのだ。


初めて出逢った。

自分の命よりも大切だと思える女性に。


初めて出逢った。

永遠に一緒にいたい、一緒にいて欲しいと思える女性に。



自分の気持ちがそう思えば思うほど、彼女がなぜ俺みたいな人間を選んだのかわからない。


彼女は言った。

「あなたは私の心をちゃんと見てくれた」


それが彼女が俺を選んだ理由だとしても、彼女はどうして俺が自分の心を見てくれたと思ったのだろうか?

俺が言った言葉を聞いたから?

ただそれだけ?


彼女は俺を永遠にずっと愛してくれるのだろうか?

お互いに愛というものが心の底から本当にあるのならそれが出来るはずである。


本当に真実の愛ならば、どんな困難でも乗り越えていけるはず。

何があっても。

そう…何があっても。


~~~~~~~~~~~~


暫くして彼女は妊娠した。

二人の愛の結晶の子供。

嬉しかった…ただ嬉しかった…。


彼女のお腹の中にいる赤ちゃんを、まだお腹の中なのにも関わらず俺は大切な子供だと思えた。

ただし、子供は俺にとっては永遠に一番になる事はない。

俺にとっては彼女…沙織が永遠に一番で、子供は二人での一番なのだ。

俺1人だけの気持ちは沙織がずっと一番なのである。


俺がいて、彼女がいて、二人がそこに存在しているからこそ、彼女のお腹に赤ちゃんがいる。

俺がいなくても、彼女がいなくても、この子供がそこに存在する事はなかったのだ。


この数年後に、彼女がそんな大事な事も忘れて、愛してると言った事も忘れて、俺の心の中を見てくれた沙織がいなくなるなんてこの時は思いもしなかった……。





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