第二十八話までの登場人物紹介(軽いネタバレ有り)
ネタバレあるといっても、少しです。
主要登場人物(18話~28話で名前が出てきた者に限る)
イーシャ(16)
(イスフェリア=キュオ=イムハール=ディアマス)
主人公。
基本真面目で、王家の教育により冷静。
理知的で、献身的。
集中すると周りが見えなく事もしばしば。
ディアマス王国王位継承権第3位。
最近攫われたり、心強すぎる味方が出来たり、世界の命運を握ったりしかけたり、兄二人に着替え中、部屋に踏みこまれたりと忙しい。
火の王たるルビエラと契約を交わしているので、一応ジョブ的には将軍兼魔剣使い兼精霊使い。
戦略兵器『紅の刃』を所持しているが、武器として使う事が多く微妙に宝の持ち腐れ状態。
王女だが婚外子であるので、将来臣下としても困らぬよう身の回りの事や、軽い家事ならこなせるように亡き母親から教育を受けた。
実は三才になるまで乳母に育てられたため、それまで父レスクの近衛騎士であった母セリシェレにはあった事が無かったりする。
内密に婚約している義兄とも、十歳になるまで後宮区間で暮らしていたため数回しか会った事が無かった。そのため、婚約に抵抗感がない。
二人の間にあるのは親愛です。
カタストロフ(???)
光の民アルヴと闇の民サレの『魔王』との間に生まれた、双方良いとこどりの御仁。
超絶美形。
そのかわり、生まれ落ちたその時から生贄になる事が決定しており、肉体と精神を鍛えるという名目で酷い人生を送らされていた。
父は育児放棄、母は自殺、異母姉はヤンデレと家族にも恵まれてなかったりする。
封印から解放され、イーシャに後見を受けて王城で暮らしていたが、恩を返すために彼女の味方をする事に嫌々決めた。
母譲りの『魔を制す王たる器』であるため、精霊には非常に愛されている。
『氷魔王』という称号持ちの魔力タンク。
現在、邪竜王アルウェスに対する世界の楔であることを思い出し、異母姉の仕掛けで解放されたと知り、非常にブルーな気持ちになっている。
レスク(48)
ディアマス王家第16代当主。
イーシャの実父。しっくりくるものが思いつかないので、作者はこの人のフルネームを考えるのを諦めました。
統一王という大層な呼び名を持つ割に、出番が少ない。
水の民ニンフとの戦争にならずに済んだ事はホッとしているものの、まだ闇の民サレの方は動きが無いので緊張状態が解けない。
ルビエラ(????)
火の精霊王。
『紅の刃』に封印されており、イーシャと契約を交わしている。
封じられているので思い通りに動けないが、いつもイーシャの目と耳で世界を観察している。
カタストロフと水の王に強い好意を持つ。
実体化すると、紅い髪に褐色の肌の美女の姿をとる。
彼女は割と重要なキャラなのだが、精霊の性質上興味の無い事は全く覚えてないため、情報源としては役に立たない。
フィアセレス(700以上)
森の民エルフの族長。
会議を邪魔する面子が消えたので、内心ホッとしている。
現在、ディアマス王城に滞在中。
ドラクロ(355)
火の民ドラゴニアの族長。
イーシャと一緒にレノンで拉致監禁され、海竜王の治療目当てに強制献血する事態に陥っていた。
水の民説得に燃えるイーシャに三日間存在を忘れ去られており、大人しく自主的に軟禁状態に甘んじていたため、とってもストレスが溜まっている。
現在、お迎えに来た族長候補のドラゴニア達を殴り伏せ、ストレス解消兼族長の座に相応しい実力を示していたりする。
スアウ=ティカティ(187)
水の民ニンフの族長。
ニンフ達から絶大な支持を得ている事に気づいてなかったため、反乱の責をとってディアマスに己の首を差し出そうとしていた。
イーシャと同胞にこってり説得され、渋々水の民の秘宝である大鉾を差し出す決意を固める。
現在、ニンフ達の説得に忙しく、各地を飛び回っている。
オーウェン(609)
闇の民サレの族長。
カタストロフを崇拝している。
現在、ディアマスより離反。何やら準備中。
アルフェルク=ダオス=イエルク=ディアマス(26)
レスクの第三子、長男で王太子。イーシャの異母兄。
愛称アルフ。
マイペースな天才。
嫁はいるが、政略結婚なため、愛は無い。
イーシャを可愛がっており、救出に邪魔な面子を食中毒で入院に追い込み、それ以外の人間もさらっと軽く脅しをかけて会議を円滑にした。
最近は諜報関係に興味があるので、情報が早い。
ちなみにイーシャは気付いてないが、彼女がお願いすると二つ返事でOKがでる。
ラムザアース=アフラン=エウドリ=ディアマス(22)
レスクの叔父である亡きルフェル大公の嫡子だが、騒動を恐れた上層部の考えにより、養子として迎えられる。
王位継承権第二位。
愛称ラズ。
正統派王子然とした外見だが、何事にも関心が薄い。
聡明で視野が広く、責任感と義務感は持ち合わせており、アルフェルクよりは国王に向いているのだが、何故か義兄に非常に懐いているため、周りに残念がられている。
後見関係でドタバタしていた時、セリシェレに助けられ、しばらく世話になった事から、一緒に行動する事が増えたイーシャを身内として認識。
それまでは関心ゼロだった。
イーシャと内密な婚約関係にあるが、親愛であって、ロリ趣味はない。
わりと巻き込まれ体質。
エーリス(???)
純粋な光の民アルヴで、カタストロフの異母姉。
世界よりも彼を愛している。
伝承では月の女神とされており、動物に関係する能力があるらしい。
黒幕(?)の一人。
新規名前登場&サブキャラ
アクエリオス(????)
水の精霊王。
作者はこの人の名前を異常に考えました。サファイアで思いつかなかったので、アクアマリンで考えてみて、出てきたのは某スポーツドリンク。あんまりなので、一文字変えました。
ルビエラが嫌い。
現在、水の民秘宝の大鉾に封印されており、寝てる事の方が多い。
シイル(23)
獣の民バーンの娘さん。実は名前でてなかったけど初登場、十四話だったりします。
イーシャ付きの女官。
最近はカタストロフ付き。
犬耳に、モフモフ長い尻尾の人狼族。
読んで下さり、ありがとうございます!!