第八話までの人物紹介(軽くネタばれ有り)
基本、名前が出た順です。
本編で関係無い事も載ってます。
主要キャラ紹介
イーシャ(16)
主人公。
本名イスフェリア=キュオ=イムハール=ディアマス。
現国王レスクの第五子で末っ子。同腹のきょうだいはいない。
第三王女で、王位継承権は三位。将軍の一人。
母親はレスクの近衛騎士で、刺客と相打ちになって殉死。
その日から人生設計がいろいろあって変わった人。
火の王ルビエラが宿る魔道具『紅の刃』を所持している。
戦略兵器と言うより、武器として愛用する事が多いので、微妙に宝の持ち腐れ状態。
当初魔導師になるつもりだったため、魔道に関係ある古代語を三十くらい習得したが、現職ではそれほど使わない。博識。
尊敬する人は母と父と義兄。
実は長兄が嫌いで、長姉とその母が苦手。
義兄と内密の婚約関係にあるが、利害の一致で恋愛感情は無い。親愛はある。
背中の半ばまであるストレートの銀髪を編みこんで上げている。運命の騎士王、幻水3の騎士団長と同じような感じの髪型だと思ってほしい。
瞳の色は菫の紫。肌は白い。美少女なのに、あまりその恩恵にあずかって無い。
身長は百六十くらいで、鍛えているためムチムチではないが、着やせするタイプで実は結構胸がある。ドレスがよく似合う均整のとれた体形。
レスク(48)
ディアマス国王。十六代目。フルネームはまだ無い。
大陸全土を支配勢力下においた事から統一王と呼ばれている。
イーシャの父。実子が四人と養子が一人。孫は六人いるが、イーシャを一番可愛がっている。
王子時代に妃がいたが、二十年前のある事件が原因で離縁。
イーシャ母には求婚したが、元妃の護衛官だったせいで断られた。諦めきれず近衛騎士にして御手つきに。妊娠が分かって再び求婚したが、それでも即効断られた。
赤い髪に紫の瞳。ちなみにディアマス王家の家系に出易いカラー。
実年齢の十歳以上若く見える美男だが、イーシャと同じで、あまりその恩恵を受けていない。
フィアセレス(700以上)
森の民エルフ族長。実は既婚者。
基本的に穏和な人物だが、何度となく戦争に参加しているため、攻撃するとなると容赦ない。
植物を伸ばしてきゅっと一捻りで、多くの屍を築いた猛者。
第五話の気付けの際も、腰を入れ、手首のスナップを利かせた良いビンタをくらわせていた。二発目の狙いがずれて危うく脳しんとうを起こしかけていた事に、イーシャは気付いていない。
肩を覆うくらいの外跳ねの黒髪に、翡翠の緑の瞳、白い肌の美女。エルフらしく耳が長い。
ルビエラ(????)
火属性最強である精霊王。現在イーシャと契約中。ルビエラは常にイーシャの眼と耳を介して、お早うからお休みまで彼女の生活を鑑賞している。
あまり火属性の精霊っぽくはない、のんびりとした性格。
カタストロフと、とある精霊王に強い好意を抱いている。
実体化する時は女性体を取っているが、本来、精霊に性別は無い。
彼女が詳しく昔の事を覚えていれば、いろいろと早期に解決した。
赤い髪に、赤い瞳、褐色の肌をした背の高い美女の姿を取る。
カタストロフ(???)
あらすじの超絶美形はこの人の事。
素顔を直視出来るのは今のところルビエラのみ。無表情の下で割と色々考えている。
現在記憶喪失中。
ナチュラルに口調が偉そうなのは、周りに居た連中の言葉が移ったせい。
高スペックなチート野郎だが、基本やる気が無い。
封印具のせいではなく、過去にいろいろありすぎて素でそういう性格に。言語習得は忘れた過去で嫌な目にあったため、防衛本能による無意識の行動である。
実は下戸。匂いで気持ち悪くなり、弱い酒でもコップ一杯で爆睡する。
いろんな意味で、作中一番の不幸を背負っていたりする。
黒髪に赤みがかった金色の瞳。肌も黒い。身長はきっかり2Mある、細マッチョ。
サブ&名前だけ出てきたキャラ紹介。
テオ=シウス(29)
大陸西部出身の外交官。出世株だが、イーシャに数日間振り回された可哀想な人。
目が細い。
アルフェルク(26)
レスクの第三子で、王太子。愛称アルフ。
色々な分野で天才になれる人だが、飽きっぽいのですぐやる気が無くなる。
イーシャ母が初恋で、そっくりな異母妹を彼なりに可愛がっていたら嫌われた残念な兄。既婚者。
ラムザアース(22)
レスクの第四子となってるが養子。実際はルーフィア女王の異母弟の息子。愛称ラズ。
イーシャの恩人で、内密の婚約者。利害の一致でロリではない。親愛はある。
王位継承権は第二位。
王位に興味が無いのに有能すぎて、味方も多いが敵も多い。
一時期は後見関係でヤバかったため、イーシャ母の世話に。葬儀に出た際に義妹が危ない眼をしてたので後をつけたら、案の定。本人の意思とは関係ない騒動に、よく巻き込まれている。
ルーフィア(享年45)
ディアマス15代目国王。レスクの母。歴代最も慕われた女王だが、二十年前に異母弟と共に殺害された。
身体が弱く、本来王位継承権を持っていなかった。
先代の度重なる遠征で候補が戦死しまくった+大流行した疫病のせいで彼女と生まれて間もない異母弟しか王族が残ってなかったせいで、急きょ即位。将軍を夫にした。
当初中継ぎの予定だったが、有能で三十年間ディアマスに君臨し続けた。
内政重視で、遠征に出た事は一度もない。
ヴィルリド(享年32)
ディアマス二代目国王。愛称ヴィル。
生来虚弱だったが、先天的超レア特殊体質である『精霊に愛されし者』だったため、戦場へ。
この体質者は精霊が常に複数で守るため、基本的に餓えるか衰弱するか、人造物による殺害以外の死因が無い。それも、少し危機感を持っているだけで防御層が厚くなり、剣も矢も魔法も毒も効かない完全防御化する。その上、傍に居るだけで精霊が良いところを見せようとして張り切る為、本人だけでなく他者にも魔法の威力増加という支援効果がある。
当初、支援+参謀といった位置に居たが、『紅の刃』を手に入れると砲台特化にジェブチェンジ。
『紅の刃』と風の精霊の力を掛け合わせラ○ュタの雷を再現したり、さらに水の精霊の力を掛け合わせて水蒸気爆発を起こしたり、火×風×土で粉塵大爆発を発生させたりするチートと化し、炎滅王と呼ばれた。
ちなみに『紅の刃』は単体でも、薙ぎ払え! が可能で、イーシャも出来る。
火の民と盟約を結び終わってすぐ、激務がたたり過労死。
エーリス(???)
カタストロフいわく、裏切り者。ぱっと見イーシャに似ている。
彼の飲み物に酒を投入。爆睡したところをとある人物に引き渡した。
オースガルド(40)
宰相。妻以外には鉄壁の無表情との噂がある。
セーマゲルタ(31)
レスクの第一子。王位継承権はない。
第一王女と呼ばれる事はあるが、王籍を剥奪されている。宰相夫人で四児の母。
読んでいただきありがとうございます。