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【プロットタイプ】色の濃い拘り

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/03/22

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

自閉症と診断されるほど、強烈な拘りも、コミュニケーションの弊害もないけれど、でも色の濃いところにはいる。

例えばバレッタ。金具は全てプラスチック。黒く内側に丸いものが好き。四角く色付けされた物は嫌い。例えば電車の立ち位置。必ず隅、壁が近くにあるものを好む。例えば雑談。年の離れた人との会話はずれる事がある。

その規則性が崩れると崩壊とまでは行かないまでも、妙な違和感がある。別に『自閉症』と診断される程に強力な拘りではないし、変えても滞りなく生きていけるが、そこそこ濃いところに位置しているのでは無いかと思ってはいる。

だから俯瞰する。今日も明日も、そのまた明日も、過度に入れ込むな。


「ねぇ、瑠衣たん。鏡花のバレッタ、見なかった? 黒いやつ」

朝起きて、洗面所に行くと、先客がいた。長く伸ばされた黒髪、束ねられる事のない其れは地面に向かって真っ直ぐに伸びていた。

鏡花は自宅に居るときには大抵髪をバレッタで固定している。邪魔になるからそうする事も特に否定はしないのだが。

「其れ、あるじゃねぇか」

俺は鉄パイプに絡んだ色違いのバレッタを指さした。ピンクと茶色。彼奴が何時も使っている物ではない方のバレッタである。

鏡花は其れを暫く見つめたあと、ただ黙って其れを手に取って、くるくると束ねに掛かった。

「黒いのあったら教えてね」

ただそう言って、その場から離れた。

鏡花には拘りがある。今のバレッタもその一つであったが、それ以外にも。例えば買い物。シリーズ物は全て揃えたがる。初めてのアクスタや福袋はアリスが良いとごねる。

其れに対して俺が意見を伝え、納得可能な合理的な話だと判断すると受け入れるが、心の何処かで蟠りを残した様な振る舞いをする。


「ほれあったぞ」

鏡花と別れた後、リビングに着くと、黒のバレッタが置いてあった。彼奴が探していた、黒く、丸みを帯びたバレッタ。彼奴が頻繁に使っているものだ。

「ありがとう」

そう言うと、止めていたピンク色のバレッタを外し、そのまま新しいバレッタを付ける。

「気に入ってるのか?」

わざわざ外して、止め直すのだから。

「? あぁ、こめん。そう言う訳ではないんだよ」

自閉症って診断されるほど、日常に支障はないんです。

ただ拘りも、コミュ障も、『この子ズレてるね』と言われるぐらいにはある。


一番自覚があるのは、バレッタ。

絶対に留め具が金具のものは嫌。

風呂でもそうでもなくてもプラスチック製。

黒く丸みを帯びた形が良い。


あとは出社時間から出掛けるまで。

必ず25分に動き出し、必ずトイレに行き(尿意を感じる感じないは関係ない)、鞄を持ち、玄関に移動し、靴を取り、1階に移動。33分に時計を見る。


トイレが詰まっていても、1階のトイレはあんまり使いたくない。(別に汚いとかない。普通に綺麗)


気に入ってるのか。と言われたら、そうではなく。

そうなるのがある種の必然として生きている。

其れが脳裏では合理的だと踏んでいる。

だからこそズレるとモゾモゾする。(違和感が強い と言いたい)


あとはコミュ障な所。

自分と二回り離れた年上の人の冗談が通じない。

以前の職場で『パターン』の言葉がすぐに分からない。

(私の知ってる パターン つまり同じものの繰り返しでは無いと判断した)

からかわれる事もまぁまぁあったかな。


日常に支障はないよ?

でもスペクトラムだから。

グラデーションっていうか、『ここからが自閉症です!!』という境界がないんですよ。

私は自閉症と診断されないまでも、色の濃いところに居そうだね。


だから今日も俯瞰します。

何が正解か、今までの傾向から判断して、適切な処置をしているだけ。

其れに対してAIは

『幸せを感じにくいかも知れない。俯瞰視し過ぎているから、没頭感が薄い』

と統計を出しました。

でも別に、万人の思う幸せに当てはまる必要はないからね。

今のままでも幸せですよ。

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