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最強勇者スキルだけど口に出すのも恥ずかしい・・・  作者: 安藤昌益
新たな旅に

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42/50

3年後・・・禍々しい邪悪な光が・・・

「なんだ?あの光は?」

 竜神帝国皇帝ゲントク・リュウビは、呟いた。その後ろに控える聖女が、

「禍々しい、邪悪な波動を感じます。陛下の聖戦に抗する邪悪な存在ではないでしょうか?かつて、軍師コウメイ様が、その命をもってはるか先の時代に追放した者に影響するかもしれません。直ぐに、戦士、魔導士達を選抜して、調査に赴かせましょうか?」

「そうだな。その準備をしてくれ。」

 そういうと彼は止めていた歩みを元に戻した。聖戦へ出発する帝国軍の閲兵である。二年前に皇帝に即位した彼は、今帝国軍を率いて、聖戦の遠征に出発するところだった。

「コウメイ。カンウ、チョウヒ・・・。お前達と約束した、皆が笑顔でいられる世界を今こそ実現する。天上から見守っていてくれ。」

 その彼の背に聖女は深々と頭を下げていた。


 タイジは、気が付くと鬱蒼とした森の中に立っていた。一瞬不安になった。どこで、何時の時代だ?と。しかし、直ぐ幾分不安がなくなった。6人の女達がすぐそばに立って、自分の方を見ていたからである。彼女達も一瞬自分がどうなっているのか分からず、不安で震えるほどだったが、タイジを見てホッとするとともに、即飛びついていた。

「一瞬、不安でしたよ。タイジ様がいなくなったかと・・・。」

「私も同じでしたよ。私だけがここに迷い込んだんだとか・・・。」

「私以外はいなくてもいいとおもいましたが・・・。」

「イシュタルは根が黒いんですね、本当は。実は私もですけどね。でも、みんな一緒、タイジ様もおられるので、一安心ですね。でも、一体どこまで飛ばされたのでしょうか?」

「皆様ご無事で何よりです。でも、ここはどこでしょうか?」

「魔界ではないことだけは確かだとは思いますが、人間界のことは・・・。」

と抱きしめながら人妻Sは口々に言った。彼女達の感触、体温、温もり、臭いを感じてホッとしつつ、彼女達への義務感が沸き起こった。

 まずは説明と状況確認だな、と彼は考えた。


「まずはここが一体どこか、ということだ・・・ということよりどのくらいの時間飛んだということかな。まずは、ほぼ完全にあの時間転移魔法を中和したからな。多分数年先程度だろうな。次が、場所はどこか?ということだな。」

 彼は空を見上げた。太陽の位置?時間が分からないと、季節がわからないと、多少とも推測できない。

「まずは、この周囲で情報を集めるしかないな。木々を見ると、南方のようではあるが・・・。この木や草、花は?」

「それより人間にしろ、亜人にしろ、見つけて聞くのがいいのでは?周辺を探測してみると・・・。かなり離れていますが、結構大きな都市がありますよ。途中に村落もいくつかありますね。」

「都市までは100㎞ほどか?一番近い村落まで30㎞ほど先か?山あり谷あり川ありだな?取りあえず進むか・・・。途中に魔獣とかいそうだが・・・それは大してことはないか・・・。」

「ゴブリンの群れが、幼児ゴブリン、幼児ゴブリンのキング、エンペラーもいますね。でも、大したことはないですわね。」

 フレイアとタイジは、探索魔法を発動しながら語り合った。

「どらにせよ、進むしかありませんわね。」

「私達の世界がどうなっているか心配ですしね。」

「そうですね。」

「行きましょうね。精霊も語りかけてきています。」

「魔族達には・・・あまり会いたくないですね、私としては。」


「ということで、まずは前に進むか。というか、何でお前達は服を脱いでいるんだ?」

とタイジは、大きなため息をついた。

「当たり前のことではありませんか?」

とハーモニーして、そのまま全裸になって、6人がかりでタイジを脱がせにかかった。彼はまた大きなため息をついて、それに従った。


「あー。もう・・・だめ・・・です。」

 ネルティスは、タイジに抱きかかえられて、完全にぐったりとして、快感の余韻の浸っていた。体がしきりにピクピクと震わせた。人間から見てもやや長身な女性であるが、ハイエルフだけに6人の妻の中で一番華奢でとろけるような抱き心地だった。他5人は、周囲に仰向けになってぐったりして、満足そうな顔をしていた。

「どう?」

「とてもいいよ。いつものように。」

 本音である。スキルのためかもしれないが、6人にはいつも欲望を感じる、その逆もそうである。タイジは、彼女達との営みに大きな快感を感じ、彼女達も同様である。

 ネルティスをゆっくりと、優しく降ろして仰向けに横たえ、6人を見下ろして、小さなため息を漏らした。涎を流し、愛液垂れ流してだらしなく寝ている彼女らが美しく、愛らしく思えて仕方がなかった。

「スキルか・・・。まあ、どうでもいいか・・・。それに身をゆだねて、流されて、溺れて・・・こいつらを愛でて、大切にしてやるしかないか、ずっと。」



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