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愛された双子星の姫  作者: 桜餅あんこ
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狂気と呼ばれた姫

私たちが住むこの星には対となる星がある。

生まれも人格も全て違うが、生まれたその日その時刻を同じとする者。


多くは寿命をまっとうするが、少数が不慮の事故や殺害により命を落とす。


殺害による死


その時対となる者には死の宣告がされひと月以内に必ず死ぬ



それを人々は



いや


私は、デスロックと呼んでいる。


その宣告が私の親友の額に表れたのが昨日である。



本来私が住むこの星が、好戦的な物が多い蛮国なのだ!


死の宣告が多いのは、対とされる星なのだ。


なのに、ここ最近我が国に死の宣告をされた物が多く異変を論議していた所だった...





私は

リア.アフロディード.バン

この蛮国アストラル.ゼロ星の第一王女



子供頃から絶対権力の狂気と呼ばれている


それは


私には対となる双子生がいなかったから...



何百年に1人生まれるというその人物はこの世を破壊すると言われる悪魔だそうだ


それが王家の第一王女だから笑う


邪魔な物がいれば対となる物を殺せばいいのだ

そうすれば簡単に排除出来る。


それが出来ない私は権力を持つ唯一の人物となる。



でも私が悪魔だの異端だの言われるのはもう一つ別の理由がある




私はとても争いを好む



そして



いつも私はやりすぎる



だから私は第一王女にも関わらず今まであまり表には出ていなかった。


それでもよかったのだ

王家の1人だと自覚もあった


父や母に迷惑をかけていると負い目もあった



そして


友がいたから...


理解してくれる友がそばにいてくれてたから




そして、その友の額に死の宣告が出たのだ...




血の気が引くとはこのことか


もう1人の自分が自分を見ている感覚



心の動悸とはうらはらに冷めていく頭


わたしのするべき事はすぐに決まった。



冴えていく頭とはうらはらに心が震える

ああ

だめだ

心が躍る



ああ

やはり私は異端なのだな


こんな時だと言うのに楽しみで仕方がない


私はこの星の狂気なのだ


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