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2話【戦〜始まりの日〜】

やっと書けました。

どうぞ


 危機を脱出してからーー


「あっぶなかったー」

 と雨がふくろうの背の上でヘタリこもうとしたが、咲滴と私が全くもって動けないので、結局落ちないように抑えてくれていた。



 ーーちなみに大地はふくろうにくわえられたまま寝ている。

 もし敵が来た時に戦が応戦しなければならないからだ。



「雨さんごめんなさい」

「あめねぇごめん」

 と咲滴と私は謝った。


「いや、しょうがない…副作用があるってのにあそこで無理矢理発動させた私も悪かった…」

 と雨は雨なりに反省していた。

 …………



「そういやさ」

 と雨はちょっとたってから言った。

「戦、あんたいつからfase(ファーゼ)に入れるのよ?後、なんで戦ってる場所があの通学路だって分かったの?」


「あ…いや…それはさ…」

 と戦がいい渋ったら



「隠し事してる方がよっぽど悪いことなんだけど」

 と指を鳴らしながら雨は戦に言った。


「あぁもう分かったよ…言うよ…」

 と戦はしぶしぶ話し始めた。


「実はさ、2年前俺が中学の副指揮官だった時に……


 ーーーー♢♢♢


「なぁイクサ」



 と、当時総指揮官だった中3の(キリ)先輩が、僕に話しかけてきた。が、僕はちょっとした幸福感に浸っていたためつい生返事になってしまった…


ーー何故かって…?まぁそれは…



 ーーそう!昨日やっとよく分からない魔導書的なのを解読することができたんだ!ちょい厨二病の僕からするとこれ程興奮するものはあんまり無い



 ーーまぁ、その魔導書みたいなのを見つけたのは実は1ヶ月ほど前、こっそりあめねぇの部屋に勝手に入った時に、机の上にボロっちい本が置いてあったんだ。


 僕はあんな勉強嫌いの雨が何を読んでるのか気になり、ついそれをのぞき込んだところ、よく分からない言語と日本語でびっしりと書かれていた…


 ーーまぁその本とのファーストコンタクトはあめねぇが外から帰ってきちゃって僕が部屋に忍びこんだことがバレ、めっさ怒られて終了したんだけどね…


 しかし、気になったものは徹底的に調べる質なため

雨がいない時を狙ってはその本を解読しようとした。

 そして続けて1ヶ月やっと昨日解読することに成功したんだ!




 ーーまぁ結局はその解読方法が分からなくって、ヤケクソでインターネットの翻訳サイトにつっこんだら解けちゃったんだけどね…


 僕のこの1ヶ月なんだったんだろう…と一瞬思った。



「ーー何だろうね、ちるるじーあって…」

「おい!いくさ!」

「うわっ…はいっ!?」


 先輩が怪訝な目でこっちを見てくる。

 つい口にでてしまったみたいだ…



「何驚いてんだよ…」

「い、いえ何もありませんが?」

「嘘こけ、完全に上の空だったろうが」


 と桐先輩は呆れたように言う。

「じゃああれだ、俺は何を話してた?」

「ふぇっ?えっと…戦略ですか?」



 盛大に頭を(はた)かれた。



「違うわ、何も話してねぇよ」

「えっ?えっ…あうち…せ、先輩サイッテー!」

「あうち、じゃねぇよ!後、俺の何が悪いんだ!?聞いてないお前がいけない!戦い前にボーッとしてんじゃねぇ!」


 ふたりでギャアギャア騒いでいたら、先輩がいきなり冷静になって


「とゆうか、争うつもりでお前に話しかけたんじゃねぇよ…はぁ…えっと、とりあえず今回、お前はバックにいればいいからな、あの留学生の面倒見といてやれ」


 ーー実は三ヵ月前ほど前から交換留学生としてヨーロッパの方から女の子が1人、いや先輩を女の子っておかしいか。

 二歳年上の女子生徒が留学生として来ていた。晴よりも一個上か…

 で、その留学生のフォロー役として指名されたのが僕だ。ちょうどその時は僕もまだ副指揮官になったばかりで、慣れていなかったので"慣れてない者同士"…ということになったらしい。



 ーーそして春休みの半ば、僕は初めて彼女と会った。

 最初は誰がそうなのか分からなかった。(忘れたんじゃなくて、先輩のイタズラで顔写真を見せてくれなかった…)

 俺は1人で(先生コーヒー買いにどっか行っちゃった…)空港でキョロキョロしていたら、突如小柄の女性が


「……イクサ!」


 と言って抱きついてきた。

「うわっ!」

 その女性は僕が予想した白人金髪ではなく、銀髪の女性だった。少し目が紫がかっている。


「…あら?…反応薄いわね…」

「えっいえ少し驚きまして」


 僕は比較的(・・・)冷静に応対した。

 ーーでも実際は心臓バックバクだ

 彼女の方が背が低いのだが、俺の胸元に……幸せな感触が寄り添っている…

 Be cool(ビー クール)Be cool(ビー クール)

後、日本語喋れるようで良かったです!


 その反応を見た彼女は顎を僕の肩にのっけたまま不貞腐れたようにいう。

「…イクサが冷たいわね…前あった時はあんなに可愛かったのに…」


 そういった途端余計に彼女が力をこめたため、もっと密着した。しかし、僕は前のセリフが気になっていた。……会ったことがある?


「えっーー「……あ、ごめん気にしないで」


 彼女はそんな事言い、少し離れ僕のほっぺをプニプニし始めた。

「ひょっと、へぇんはぁい、ふぇんふぇいがきまふゅ」

「…何…?聞こえない…」


 などと先輩が僕のこといじってるうちに先生が来た。

が、僕達の今の状態唖然としていた。ほぼ抱擁(ハグ)してる状態に近いため、その反応はしょうがないと思う。


ーー後で尋問されたのは仕方が無い…


 ーーまぁ当然のごとく先生の僕への態度が急変した…その上、学校でもなぜか(・・・)噂が流れ羨まれる存在になってしまった。



 と、そんなこんやでとりあえず桐先輩はそう言ったので、これを機に


「あっはい!」

 と返事をしたら、先輩はうなづいたが、すぐにため息をついた。



「でも今回はイクサに入ってほしかったなぁ…」

「えっ?なんでですか?」


 と先輩が珍しく弱音を吐いたのでつい聞き返してしまった。


「いやさぁ、今回の相手VCC(ヴァック)始まってからうちの学校1回も勝ったことないんだよね…だからイクサに入ってほしかった…」

「あぁそういう事ですか、まぁ頑張ってくりゃはい」


 途中で言語が狂ったのは僕のせいじゃない。

 いつの間にか彼女は僕の隣に来ていてほっぺをまたプニプニし始めたからだ。


「どうしまひた?アメリアひゃん」

「……別に出てもいいわよ」


 と言ったら彼女は手を下ろし、僕の顔を見てきた。


「えっ?いいんですか?というより大丈夫ですか?」

「なにがよ?」

 と彼女は不思議そうに僕のことを見てきた。


「えっだって…アメリアさん…1人で…」

「ーー誰も一人でいるなんて言ってないわ」

「じゃ、じゃあ俺が一緒に…!」

 と桐先輩が手を上げて主張した。


「……ごめんなさい、私、邪魔にならない程度にイクサの所にいるわ…」

 と彼女は僕の方に寄りかかってきた。

「あ、はい…」


 桐先輩はトボトボと他へ歩いていった。


「それでこっちいて大丈夫ですか?」

 と僕が聞いたら

 彼女は少し俯きながらこっちをみて、言った。

「……だめ…?」

 彼女は純粋に気になったんだろうが上目遣いはずるいよ。


「いや、大丈夫、でも危なかったらリアル(学校)に戻って貰うよ?それでもいい?」

「……OK(オーケー)…ありがと…」

 彼女は微笑してきた。


 そして少しふたりで笑いあっていたら



「くっそこのリア充が!」

 と、いつの間にかこっちに戻ってきていた桐先輩が槍で俺の横っ腹を狙ってきた。


「うっわ!あっぶねぇ!ちょっと桐先輩!」

「いやぁ、もうすぐ始まるのにイチャイチャしているお前さんを正気に戻してあげようと思っただけさ。感謝したまえ」


 桐先輩はひきつり笑いをしながら、そんな戯言(ざれごと)を言ってきた。

「べ、別にイチャイチャなんか……「ーーあーあーそうだなしてないね、でもとりあえずもう始まるから準備してくれないかな?」


 と桐先輩は問答無用で心のこもってない笑みでお願いしてきた。



「はい…」

「よろしい、よっしゃ始めっぞ!」


 と、先輩は思いっきり息を吸い込み全隊に伝えた。


第1~5前衛部隊(エレファント)は鶴翼の陣にて応戦!


 第6暗躍部隊(シャドウ)は敵陣を攻略!


 第7遊撃部隊(子鹿)第1~5前衛部隊(エレファント)の援護!


 第8近衛部隊(ボス猿)第1~5前衛部隊(エレファント)にて指揮!


 第9,10奇襲部隊(ピューマ)は後方より攻撃!


 第11~15多角部隊(イーグル)は我が陣営の守護、臨機応変の動け!動きは毎度と同じように!」


 ここまでを先輩は一気に言いきり、もう一度叫んだ。



「出陣じゃあぁぁ!!!!!!!!!!!!!」


 それに答えるように合計15部隊から


「「「おう!!!」」」


 と返事が帰ってくる。



 そんな光景をアメリアは少し呆れたように言った。


「……ねぇ、イクサ…」

「ん?」

「…イーグルとかエレファントとか何…?」

「あぁそれは…」



 ーーーー


 イーグルだのなんだのは、

 うちの学校特有の決め事である。

 うちの学校には全部で15部隊いるため、部隊ごとに仕切っている部隊長15名、それを3分割して1人5部隊を受け持つ副指揮官3名と総指揮官1名で成り立たせている。


 そして、桐先輩は呼びやすいように役割ごとにあだ名(ニックネーム)を付けていった。

 第1~5部隊に主に前線を担うため、その5部隊をまとめて【エレファント】と名付けた。


 第6~10部隊は少し特殊だ。

 ここの副指揮官は前衛よりも裏方の方が得意なため、第6部隊以外は総指揮官が担っている。


 第6部隊は暗躍班のため【シャドウ】

 副指揮官はここ出身だ。


 第7部隊は自由奔放な方たちが揃っているため遊撃部隊【子鹿】

 ちなみに晴はここの部隊長だ。


 第8部隊は桐先輩がいる本部隊のため近衛部隊【ボス猿】


 第9,10部隊は人の隙を狙うのが得意な人達(変人達)によって作られている奇襲部隊【ピューマ】


 そして、僕が担っている第11~15部隊は多彩な能力を持っている人が集っているため、多角部隊【イーグル】と呼ばれている。

 多角的、つまり何でも部隊だ。

 まぁ別名雑務部隊とも呼ばれている。


 ーーーー


「……まぁこんな感じだけど分かった?」

 と、僕は彼女に聞くと



「…………バカっぽくて何も言えないわ…」

 と彼女は呆れ顔で言った。


「そう…かな…?」

 と、あだ名を付けることに関して喜々として参加していた手前素直に頷けなかった…。


「あ、いやその発想自体は面白いと思うわ…」

 と彼女は少し落ち込んでいる僕を見て慌てて言った。

「ホントに…?」

「えぇ、だからその…馬鹿っぽいけど……悪くは無いって言ってるじゃない!」


 顔を真っ赤にしてアメリアはそう言った。


「情緒不安定…」

 と僕がつい呟いたら

「な、何よ…わ、私が褒めたんだから少しは喜んだら?」

 と彼女は(ども)りながらも言った。


 が、

 アメリアさん動揺しすぎてキャラ崩壊してる…


 と、少しひとりでニヤニヤしていたら桐先輩がやって来た。


「おい、イクサ…なにニヤニヤしてんだよ、キモイ」

「ひどっ!てか、用事それじゃないでしょ」

「わりぃわりぃ、えっともうすぐ俺も行くからイクサ、コッチの防衛宜しくな」

「了解っす!」


 先輩はその返事を聞いてアメリアにお辞儀をしてから

 立ち去った…



 ーーさぁ戦が始まる


To be Continue…

なんか話グチャグチャな気が…

アドバイス頂けたら嬉しいです…

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