22.城に帰ってきました。
第3訓練室に戻ってきた
「ただいまぁ〜」
「「「おかえり…」」」
なんか三人とも死んでるんだが
「どうしたの〜?」
「いや、グスタフ厳しすぎる…」
「あぁ、大変だったのね!」
「そうなんだよ…」
「神野くん強くなれそう?」
「あぁ、なってやる。」
「おぉ〜、じゃあもう一回頑張っておく?」
「いやいやいやいや!無理だから!」
「ははは〜」
「…ったく」
神野たちと話してると、アレクが戻って来る
「おい、新!」
「ん〜?」
「明日からお前は一人で魔物を狩りに行け」
「ええ〜」
「今日、魔物との戦闘も見せてもらったが、おそらくお前なら大丈夫だ。明日からは、一人でギルドに行って、魔物を狩れ!いいな?」
「ほぉ〜い」
「それと、拓巳。お前は明日から俺が見るからな。覚悟しておけ!」
「は、はい…」
「じゃあ解散っ」
「「「「はい」」」」
「それと、新は城門を自由に出入りできるようにしておくから、明日からは、わざわざこっちに寄らなくていいぞ。」
「へーい」
俺らは部屋に戻る…
「しんちゃん王都はどうだった?」
「まさにファンタジーって感じだったよぉ〜」
「へぇ〜、俺らも早く行きたいな。」
「そうだね、和くん。」
「うん」
「じゃあ、石井くんも安井さんも頑張って〜!」
「ありがと」
「おうよっ!」
「って、あれ?俺は⁉︎」
「神野くんは血反吐吐くまで頑張ってそのまま退場〜」
「いや、なんで俺だけ途中退場なんだよ⁉︎」
「なんとなく?」
「なんとなくってなんだよっ⁉︎」
「人には言えないことがあるのだよ…神野くん」
「そんなことなのかっ」
「違うけど」
「違うのかよっ」
神野をからかいながら部屋に戻る…
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さて、部屋に戻ってきた。
では投げナイフを改造しましょう!
まず、さっきの投げナイフとネックレス用のチェーン、魔晶石をポケットから出す。ついでにテラも。
まず『改変』を使って投げナイフをミスリルにし、それを3cmほどまで小さくして、それぞれ剣、槍、杖の形に変形する。また、剣は柄頭、槍は穂先、杖は先端にチェーンを通す穴を作る。
次に魔晶石を3つに分けて、それに”嵐壁”の魔法陣を刻み込む。
剣は柄頭のところ、槍は穂の手前のところ、杖は先端に魔晶石の嵌めるための凹みをつける。
そして、魔晶石を凹みのサイズまで小さくして、凹みに嵌めて『改変』で付ける。
最後に、アダマンタイトに変えたチェーンを通して、完成!
もはや投げナイフの原型をとどめてないが気にしない。さあ、鑑定してみよう!
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名前:設定してください
種類:ネックレス
説明:”嵐壁”の刻まれた魔道具。魔力を込めることで魔法を発動す
る。また、所有者の意思に関係なく、所有者の危機に発動する。
追記:
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あっ、名前つけてなかったわ。じゃあ、警護のネックレスでいいや。
さて、次にもやりたいことはあるが、もうそろそろ夕飯だ。行かなくては…
俺はテラを連れて食堂へ向かう…
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