表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/361

16.外に出てみました

 「松井様、そろそろご昼食のお時間です。」

 


 メイドに言われてふと気づく


 「ああっ、もうこんな時間じゃん!」

 

 昼飯まであと、10分くらいだった

 急がなくては…



^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^


 「はぁはぁはぁ…疲れた〜」

 「しんちゃん遅かったね。どうしたの?」

 「うっかり時間を忘れて、本を読んでた〜」

 「気を付なよ〜いつもそうなんだから。」

 「うん、そうする〜」



 俺らは昼飯を食べ始める


 「あぁっ!」

 「ど、どうしたの、しんちゃん…?」

 「あ、いや、なんでもない。こっちの話だから、気にしないで。」

 「あぁ、そうなの…」



 今更ふと、安井のステータスの確認をするのを忘れていたのを思い出したのだ…

 

 さて、では”鑑定”っと


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 名前:安井 未来

 種族:人間

 性別:女

 年齢:16

 称号:異界人 天然 純粋 勤勉 勇者

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 職業:賢者 レベル:1

 筋力:130

 体力:190

 耐性:150

 敏捷:170

 魔力:400

 知力:340

 属性:光 治癒 水 地

 スキル:魔力操作 鑑定 異世界言語

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


おお〜ステータスが結構伸びてる。やっぱ理由は勇者になったからだろうか?




 飯を食ってから少しして神野が口を開く


 「なぁ、新ちゃんは今日から魔物との実践なんだろ?気をつけろよ…」

 「気をつけないわけないじゃんっ。何言ってんのさぁ〜神野くん〜」

 「いや、それでも心配でな…」

 「ははは〜僕は大丈夫だよ〜」

 「ああ、でも本当に気をつけてくれよ…新ちゃんに死なれたら俺は嫌だからな!」

 「うん、僕も死にたくはないから、いざとなったら、アレクさんを盾にするよっ」

 「いやいや、その前に逃げろよっ⁉︎」

 「ははは〜」

 「はぁ…本当に新ちゃんと話してると調子がくるうわ…」

 「そうだっ!、なんかお土産買ってきてあげるねぇ〜」

 「お、おう…」


 神野をやっつける



 「ねえ、そろそろ行かない?」

 「うん、そうだね。いこっか?」



 俺らは第3訓練室へ向かう…



 「おお、来たか」

 「どうもです。アレクさん」

 「やれやれ、相変わらず気の抜けたやつだ…」

 「いやぁ〜、それほどでも〜。」

 「「いや、ほめてねぇーよっ」」


 アレクと神野に突っ込まれた。 

 

 「まぁいい、ではこれから別れて訓練を開始する。新は俺とだが、後の奴らはここで俺の隊のやつに見てもらう。」

 「了解だ。で、誰に見てもらうんだ?」

 「そこに居る奴らだ。おい、こっちに来い!」

 「「はっ」」


 訓練室の隅にいた男女二人がやってくる


 「こいつらにお前らのことを見てもらう。男の方がガストン、女の方がドロテアだ。」

 「初めまして。ガストンと申します。」

 「こんにちは、ドロテアです。」

 「拓巳と和也は、ガストンに基礎訓練を、安井は、ドロテアに杖術の基本を教えてもらえ。」

 「「「はい」」」

 「ガストン。よろしく頼む。」

 「はい、了解しました。」

 「では、俺らはもう行くぞ」

 「りょうか〜い」

 「はぁ…」

 


 そうだ、ステータス見とこ。未だに見てないや


 アレク、ガストン、ドロテアを鑑定っ

 


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 名前:アレクシス・バーティ

 種族:人間

 性別:男

 年齢:37

 称号:王国騎士団団長

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 職業:騎士 レベル:37

 筋力:67

 体力:108

 耐性:91

 敏捷:87

 魔力:81

 知力:49

 属性:火

 スキル:剣術 馬術 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 名前:ガストン

 種族:人間

 性別:男

 年齢:35

 称号:

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 職業:剣士 レベル:29

 筋力:54

 体力:93

 耐性:71

 敏捷:72

 魔力:69

 知力:38

 属性:水

 スキル:剣術 槍術

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 名前:ドロテア

 種族:獣人

 性別:女

 年齢:28

 称号:一級冒険者

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 職業:シーフ レベル:31

 筋力:48

 体力:99

 耐性:59

 敏捷:107

 魔力:48

 知力:37

 属性:風

 スキル:短剣術 杖術 罠解除 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 驚いたことに、ドロテアは獣人だった。いや確かに、よく見れば尻尾が見える。


 一応この国にも獣人はいる。だけど、結構少ないらしいし、いるのは冒険者だけだ。

 称号に一級冒険者ってあったから、おそらく引き抜かれたのだろう。


 

 「では、ガストン、ドロテア頼んだぞ!」

 「「はっ」」

 「神野くんたち、がんばってねぇ〜」

 「おうよ、そっちもな。」

 「うん」


 俺はアレクと部屋を出る


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

 

 しばらく歩くと城門の前に来た。


 「おい!開けてくれ」

 


 アレクが叫ぶと、ギィィィィ…という音とともに門が開く



 「おお〜」


 城下町が見えた。街並みは煉瓦造りで、所々に木でできた看板が下がった家が見える



 「さて、では行くぞ」

 「ほーい」

 「はぁ…」


 また、ため息をつかれた



 俺はアレクに付いて歩き出す


意見、感想等ございましたらお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ