1,なんか召喚されました
処女作です。
駄文ですが楽しんでいただければ幸いです。
「ようこそおいでくださいました。勇者様方…」
聖女という言葉の似合いそうな少女が、こちらに頭を下げていた
うん、ちょっと待て、どうしてこうなった
俺は、今いる神殿のような場所でこれまでのことを思い出してみる
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いつものようにチャイムがなり、昼休みになる
俺こと、松井 新一郎はいつものように、弁当を持って食堂へ向かう
ちなみに、容姿は黒髪黒目、髪型はまぁ前は目にかかる長さで、後ろは結んでいるくらいで、顔はわるくもないがよくもないといったところで、175cmくらいの身長でけっこう細身である。まぁ評価は自分でだが。
「はぁはぁ、やっと追いついた。置いてかないでよしんちゃん。」
今、俺に向かって走ってきた男子Aは、神野 拓巳である。こいつは、けっこう顔はいいし身長180くらいあり、性格も悪くないのだが、どこまでもいい人で終わってしまうというかわいそうなやつだ。いや、一応一回あったけど。
「いいじゃん、減るもんでもないし。気にしないでよ〜。」
「いやいや、主に俺の体力が減るから。」
そんな会話をしているうちに、食堂に着く
「ああ、いたいた。こっちこっち」
食堂で俺らを呼ぶこのメガネは、石井 和也だ。身長体重ともにほぼ平均であり、運動神経抜群だが勉強のできない脳筋である。
呼ばれて俺らは、席に着きいつものように会話に混ざる
「ねぇ、和くん宿題もう終わった?」
こいつは、安井 未来である。活発でクラス内で人気がありけっこうかわいいのだが、なぜか和也と付き合っているという不思議仕様である。ちなみに、成績がこの学年トップの生徒だ。
「いや、まだこれからやる。拓巳たちは」
「俺らは、普通に終わってるから。」
「え゛、まじで…」
「僕らが終わってないわけないでしょ。まぁ、きっと安井さんが助けてくれるよ。」
ついでに一言加えとく
「う、うん、和くん手伝ってあげるから。がんばろ」
「うん、ありがとう…」
とまあ、甘い空気を醸し出し始めたのでさっさと飯を食う
しばらくこんな風な会話が続いたのち
「で、もうそろそろ授業はじまるけど、いいの」
「うん、もうもどったほうがいいね。」
安井に便乗し4人で教室に戻る
ちなみにだが、俺らの教室は4階で教室は隣同士なのだが、石井たちを後ろから眺めるために「先に行って席取っておいてよ」と石井と安井に頼み、来るときは別々に来ている
「いや、でもあれはねぇよ。」
「ひどいと思わない?授業中寝てる僕の身になってほしいね」
「いや寝てる方が悪いからね」
「しょうがないじゃん、ねむいんだからさぁ。ねぇ、石井くん」
くだらない会話をしてたら、神野と石井のあしもとになんか魔法陣のようなものが浮かび上がってるのが見えた
「ねぇ神野くん、それなに?」
「へ、なにがだ?」
どうやら見えてないらしいのだが、心なしかさっきよりも光が強くなってきている気がする
「石井くん、なんか光ってない?」
「いやなにがだよ」
なんか見えてるのは俺だけらしい
階段を上りきったところで、魔法陣のようなものが強く光った
「うわっ」
「へ?」
「きゃっ」
神野、石井、安井が声をだしたのが聞こえたあと視界が真っ白になった…
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