幽霊
私は昔探偵に言われたことを思い出して呪いを調べていた
そして私は驚くことに、彼が殺したかもしれないと思ったのだ
呪い それは時に牛国参りとして現れたりするが、いわば
誰かを恨むことである
私は考える、人を呪わば穴2つ
目線2つで人が死ぬ、、、みたいな
つまり、人は、何か不安要素、たとえば誰かに恨まれていると分かれば何かと気にしてしまう
それは日本人いう何かと人の目を気にする国では尚更である
そしてまた今の時代勉強がすべてであり、それに落ちれば幸せにあれないとさえ思われている時代
その2つが混ざり合い、見事に呪いが現実とかした
まず、噂が自らにせお、生徒にせお、流れたとする
その時に、実際に誰か死んだとするすると彼らはそれを自然と結びつけてしまう
それは空は青いと言うように、雲は空にあると言うように
人は今までの何かに凝り固められた上に生きている
そして噂が、本当になる、本当の呪いとして生まれる
もともと目つきの悪い先生、それがふと目線があっただけでも、睨んでいるように感じる、それがうわさを聞いているならなおさらそう感じる、材料がそろっている
いわゆる
初対面でその人の印象が決まると言う奴である
正直私も少しビビったほどである
そしてふとそう思い始めさらにはテストの点が落ち始めてしまえば
ますます自信暗鬼に陥る者が出てくる
その中でナイーブな人が行動に出る
するとまた噂が広がるのだ
私は今の話を先生に言ってみた
暗い理科準備室に妙に明るいスタンドライトが軽く二人を照らす
彼は「ククク」と笑うと上着を持って、教室を出て行った
その日から自殺者がぱったり消えた
話をした日の次の日からぱったり先生は学校に来なくなった
いや、辞職願を出したのだが、、、、
そのあと私は先生の行方を知らない
今ちまたに噂が流れている、目つきの悪い先生ににらまれると自殺すると
嫌な目線を感じると死ぬと、、それはその学校だけではないことを付け加えておく