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短編:詩&エッセイ

そして俺は、君を失い、自分も失った。

作者: 尖角

俺にとっては過ぎ去ったはずの過去なのに、


こんなにも悲しく鬱陶しいと思うのはなぜだろう?



突き放したお前のことすら、今では愛おしく思え、


大嫌いだった昔の俺を必死に思い出そうとするのはなぜだろう?




―― 一つの疑問が生まれるたび、また一つの疑問が生まれる。


そんな繰り返しの人生は嫌なんだ。


お前のいない人生なんて嫌なんだ。



俺がお前を突き放さなければ、


こんなことにはならなかったのだろうか?


―― ここに、また一つ新たな疑問が生まれた。



本当につまらない繰り返しをするだけの人生は嫌だ。



同じような疑問にぶち当たり、


なんの解決にもならない日々に、


果たしてどんな価値があると言うのだろうか?



俺にはわからない・・・。


そう、君がいない世界なんてわかりえないのだ。

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― 新着の感想 ―
[一言]  失ってみなければ、分からない価値がある。  失うまで愛せ。  失ってから愛を知れ。
2012/05/26 15:04 退会済み
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