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震災 〜3,11〜  作者:
6/16

五日目




3月15日(火)




 今日も五時頃に目が覚めた。


 今日はなぜかやる気が起きず、朝食に出されたおにぎりを食べた後はすぐに眠った。


 どれくらい経ったのだろうか、周りが騒がしいのを感じ目を覚ます。



 みんな慌てて荷物をまとめているし、体育館内に放送が流れていた。



『放射能が沢山漏れるかもしれないから浪江町の判断で町内から出るようにと言われている』


 要約するとこんな感じだったと思う。




 それが、11:30分くらいのこと。



 慌てて荷物をまとめ、車に詰め込むがなかなかキツくて入らない。


 軽自動車の難点だ。




 マイクロバスを手配したらしいので、祖母と弟②はそちらに乗ることになった。


 バスを待っている間にnさん達やmさんと出会った。


 mさんの娘のNちゃんは私と同じ歳で、高校(浪高)も合格しているらしく、色々と話した。


 そんなこんなで16時40分頃津島中を出た。



 しかし、次の避難場所はとても寒く古いうえに暖房器具もない。


 しかも、津島中からそんなに離れていないらしい。



 わずかに繋がったラジオでは、健康に害が出るほどの高濃度の放射能が出たとか…


(中略)



 今日は疲れてしまったので、ここまでにしようと思う。


 この日記を見て、笑える日が来るといいな…





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