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震災 〜3,11〜  作者:
3/16

三日目




3月13日(日)




 今日は少しは眠れたようで、気づいたときには今日になっていた


 これからどうするのか母に訪ねると、母は首をかしげた。


 少ししてYの夫婦の夫(以下夫)がやって来て



「明るくなったら葛尾へ戻る」



と言った。


 そして夜明け。


 車を走らせていると、山の向こうから日が上ってくるのが見えた。

 初めて海からではなく、山から日が上るのを見た。


 そして今日はm(友人)の誕生日だ。



 そして、多数の休憩を挟みながら葛尾村まで戻り、そこから津島中学校の避難所へ向かった。


 今までテレビでしか見たことのない光景が目の前に広がっているのは、少し不思議だった。



 体育館で、入り口近くに自分達のスペースを確保する。

(校舎はもう被災者で満員だった)


 少し狭いが仕方がない。


 そうこうしているうちに夕食が配られた。


 お玉一杯分の味噌汁と小さなおにぎり。

 とても冷たかったが、ありがたかった。


 それをたいらげ、寝る準備に入る。


 すると



「毛布を持っていない人は受け取ってください」



 と言われ、銀色の塊を渡される。

 それは、被災時用の毛布がなかにはいった真空パックだった。



 姉がハサミで切れ目を入れると、プシューと音がして中に空気が入る。


 素材上あまり暖まらない、でも風避け代わりになるし、床の冷たさを和らげることができた。


 そして、三日目を終えようとしている。




 ここまで書いたのは全て過去のことだから、これから先はどうなるのかわからない。


 不安もあるが、私が弱音を吐くわけにはいかない、


 頑張らなければ。




 たった三日間の日記だが、これでも書ききれていないことは沢山ある。



 これからも細かいところは書けないだろうが、出来る限り書こうと思っている。




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