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震災 〜3,11〜  作者:
14/16

二十一日〜二十五日目




3月31日(木)



 今日は、少しずつ原発がよくなっているとかいう話を小耳にはさんだ。

 まだまだ危険ではあるが、たくさんの人々が協力して頑張っているのだろう。


 原発の事故はあくまで人災であり自然のものではない。

 人の作ったものはいつかは必ず壊れる。それは必然であり突然だ。

(省略)


 今朝の新聞では廃炉まで20年はかかるとされていた。

 つまり私たちは20年以上帰れないのか?


 そこが知りたいが、わからない

 でも20年は長すぎる。


 祖母は下手をすれば死んでしまうし、母も年をとる。

 私や姉は社会人になってしまうし弟たちも同じだ。


 不安は日に日に募っていく。

 不満も日に日に募っていく。


 だけど挫けるわけにはいかない。



 頑張らなければ、せめて私は暗くなっていてはいけない

 明るく明るく、励まさなければ。




 疲れた









 







4月1日(金)



 今日は坂下に行って弟たちがランドセルなどをもらってきた。


 それから昼を跨いで私たちに部屋を譲ってくれる人に挨拶をした。



 今日はこんなかんじだった。










 







4月2日(土)



 今日はYさんのお婆さんの伝で布団や茶碗、鍋に包丁などを貰った。


 他にこれといったこともなかったのでここで終わり。










 






4月3日(日)



 今日はYさんのトラックの荷台に荷物を積んだ。


 夜にはYさんと私と姉と母とで酒を飲んだ。


 私と姉はチューハイ、母とYさんは焼酎を飲んでつまみを食べながら色々と話した。


 今日はここまで。










 







4月4日(月)



 今日は引っ越しをした。

 坂下のアパートに午前中に私以外の全員が行った。


 その間私は片付けをしたりしていた。



 そして、12時すぎに湖南を出た。



 アパートにつくと荷物を部屋に運んだ疲れた。








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