21/21
後日談
その世界の千鳥には、潮という弟がいた。
帰り道、改札の向こうで、
自分とよく似た女の子が誰かと笑っているのを見た。
隣にいるのは、優也――らしい。
気のせいだ。
そう思おうとして、足を止める。
「姉ちゃん、どうしたの」
振り返ると、潮が不思議そうにこちらを見ていた。
「見間違いかな?優也が一緒にいる女の子」
「やきもち?」
「違う。私にそっくりだった気がするの」
「なに言ってんの。千鳥姉ちゃんは、千鳥姉ちゃんだよ」
……そうだ。
私は、ここにいる。
千鳥は、何も言わずに歩き出した。
設定や話の筋を考えて、chat GPTちゃんに文章で手伝ってもらいました。私、SF作家の素質あるでしょうか?




