↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
分岐点にて  作者: 星野☆明美、chatGPT
PR
15/21

14

作戦会議


研究所から転移を繰り返している優也が、

次に現れる世界線の座標が特定された。


「中谷に先を越される前に、接触する必要がある」


黒い男が、淡々と告げる。


「直接会って、打ち合わせをしたほうがいいだろう」


その言葉に、係官の優也は一瞬だけ眉をひそめたが、すぐにうなずいた。


「……了解しました」


千鳥もまた、覚悟を決める。


二人は同時に、くだんの世界線へ跳んだ。


⸻


視界が定まる。


次の瞬間。


「わあ……!」


驚いた声が上がった。


「僕がいる! それに……千鳥も」


転移したばかりの優也は、目を白黒させて立ち尽くしている。

研究所にいた世界線の優也だ。


――あの時、血まみれで私を突き飛ばした人。

千鳥は、そう確信した。


係官の優也は一歩前に出て、冷静に言った。


「僕は係官だから、中谷に警戒されている。

 だが――君なら、囮として申し分ない」


その言葉を聞いて、もう一人の優也は一瞬だけ黙り込む。


「……囮か」


苦笑に近い表情。


「いずれにしろ、決着はつけないとな」


その覚悟に、千鳥は静かにうなずいた。


「ええ。優也」


そう言って、

千鳥は、ほんの少しだけ微笑んだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。