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雑記  作者: ともるん
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雑記④

「耳」


何年前だったか。

花粉症の薬をもらうために、耳鼻科の待合室にいたときのこと。


聞こえてきた子供同士の会話。

「なんで耳があるかわかる?」

「わかった! 耳があるから…」って言うから、てっきり

“耳があるから聞こえる”って言うと思ったら。


「耳があるからサングラスがかけられるんだね」って。


確かに、メガネをかけるためにちょうどいい位置に耳が両側にあるよね。

そう考えると、耳が今の位置に二つなかったら人間はどのようにメガネをかけてたんだろう?


帽子みたいになってる?

ちょっと鬱陶しいかもしれない、と思った。


メガネをかけるための進化だったら(ありえないかもだけど)面白いな。



「可愛いと思ったもの」


ネムノキの葉っぱとかカタバミの花とか、夜になると閉じるの可愛い。


まだ学生だったころ。

親戚のお姉さんが幼稚園の遠足の付き添いに行くのをすごく楽しみにしてたの見て面白いなと思った。

面倒くさそう、と思った私とは真逆で、子供みたいにわくわくしてるのが不思議だった。


一緒に見ようと思って映画の前売りチケットを友人にプレゼントすると、「楽しみで眠れない」とか「仕事頑張れる」と気持ちを伝えてくれる。なんだか伝染してこっちまで楽しくなってくる。


上司でいつもオリンピックの時期になると「オリンピックに出たかったな」という人がいた。

毎回同じこと言ってるので、「何か運動してたんですか?」って聞くと、「いいや」って。

ほんとにただ出たかっただけなんだぁと思ってビックリした。


同じ上司。

いつもギリギリまで寝てて寝起きが悪いらしい。

でも、趣味の釣りのときは奥さんが起こさなくてもサッと4時に目覚めてササっと出かけているらしく「嫌味を言われた」と。



「他の人が見てるもの」


“最近の電柱は、てっぺんに三角キャップがついてるけど何だろう?”って尋ねられて、久しぶりに電柱をジーっと見てみた。確かについてる。

“コンクリート製だから雨が入って劣化しないようにかな”と言うので、なんかそんな気がした。

調べてみたら、やっぱりそうで、コンクリート製の電柱の雨水の侵入を防ぐためのゴム製?のキャップらしい。


ボードゲームにはまってる人の話を聞く機会があって、今はそんな風になってるのかぁと驚いた。

ボードゲームにも拡張版パックってあるんだね。

アイテムやシナリオがパックされてるらしい。

インディジョーンズやロビンソンクルーソー的なもの、ネゴシエーター的なものもあるみたい。

日本語対応してるのかは不明。

カードやシナリオがあって、ポイントたまったら犯人と交渉ができるとか、そういうゲームなのかな?(想像)


興味なかったら地元の人もスルーしちゃうのかもしれない。

どう見てもさぎにしか見えない鳥を見て「鶴」って言ってる人がいてビックリした。

もし鶴が来てたら大ニュースものだと思う。

あと、「小鴨」って種類の小さいカモがいるんだけど、大人サイズでも小さい。

普通のカモと一緒にいると「親子」って呼ばれてることが多い。

確かに読みは「コガモ」だけど、「子ガモ」ではなく「小鴨」という種類。

笛みたいに鳴いてて可愛い。



「桜の夢」


どこの日本のお城かわからないけど、お城の内側に見事な桜の木があって、人工の川のようなものが近くに流れてた。

内庭みたいな感じで、高い高い石垣の中に作られた秘密の花園のような感じ。

静かで、大きな井戸の底にいるような神秘的な空間。

上から漏れてくる陽の光と舞い散る桜の花びらが美しかった。

これはいつの時代だろう?と思ってたら、視点は石垣の外へと移って、そこから見えたものに驚く。

高層ビルや車の走る道路がある、現代の景色。

今でもひっそり、人には見えないところに咲いてる桜なんだと思った。


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