表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Another Star Chronicle -二つの星-  作者: ねじれ軸
1/5

一ノ星 再会と初会

 ──その日。


 どこか遠くの星が消え、いつも見ていた空が消え、取り巻く自然が消え、世界中の生物が消え、1番近くにいた家族が消え、今までの思い出が消え、思考する知性が消え、最後には我々が住む星が消えた。そこに残ったのは、""個""だけだった。


「創り直す」

「そして見定める」


 そう言って、""二人の神""により、それぞれ別の次元に創り直された星は《地球》《ガイア》と名付けられた。


 そして、《世界》が二つに分断され、二千年ほど経過した。


 ―――――――――――――――


 ある日、《地球》で、新たな命が二つ誕生した。


 その子らは、それぞれ〈凪月天十郎-ナヅキ テンジュウロウ-〉と〈陽向ミソラ-ヒナタ ミソラ-〉と名付けられ、大切に育てられた。


 ──ただ、彼らの右手の甲には、模様こそ違うが""痣""があった。


 ―――――――――――――――


 時は過ぎ、令和2年2月29日。天十郎とミソラは""4回目の誕生日""を迎えた!


「「「4歳の誕生日おめでとう!!!」」」


「それ辞めてもらっていい!?」

「ワタシはそれでもいいけどね!歳取らないし!」


 友人達からの祝辞の言葉に、天十郎とミソラがそれぞれ返答する。友人の一人が、ミソラに話を切り出す。


「ミソラ、おかえり〜!しっかし、アンタはやっぱり変わらないねぇ〜」

「そりゃそうだよ!ちょっと外国行ってたくらいだし!」

「ちょっとじゃないだろ、2年間は」

「アレアレ〜?てんてん、私が居なくて寂しかったのかなァ?かなかなァ〜??(ニヤニヤ)」

「そんなこたぁない」


 ぷいと目線を逸らす天十郎。ちなみに〈てんてん〉は、ミソラが天十郎に付けた""渾名""である。たぶん、ずっと呼ばれ続けるであろう。


「素直じゃないなぁ天十郎は」

「「「アハハハハハ!!!」」」




 ―――――――――――――――


 そんなこんなで二人の誕生日会は終わり、夕方。

 天十郎とミソラは、近所の丘で沈みかけている夕日を眺めがら、久々に二人だけで談笑する。


「いや〜、やっぱりまだまだ寒いね!」

「そりゃあ、雪もあるからな(笑)ところでさ、ミソラ」

「ん?何?告白?」

「違うわ。あの痣はどう?消えた?」

「ちぇっ、なーんだ。いやー……消えるどころか、なんかクッキリしてきてね。ほら!」


 ミソラが右手の甲を見せてくる。なるほど、確かに二年前よりも【太陽】みたいな模様になってきているようだ。

 天十郎もミソラに右手の甲を見せる。


「やっぱりか、オレもさ、前よりも【月】っぽい形してきたんだよなぁ…」

「太陽と月かぁ。ホント、なんなんだろうねコレ(笑)」


 ──それは突然だった。


「それな〜、【天紋印】ってやつだな♪ちょっと特殊だけどな♪」


「「えっと………誰?」」


 ちょっと光っている小さなお客様は、二人が「きょとん」としている中、語り出した。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ