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146 再びエルト大陸へ

 トウラン武道祭が終わってから一ヶ月が過ぎ、ギルドの依頼から帰った俺はいつものように工房で剣や調理器具を作っていた。

 ちなみに、クフォト国王の件については、丁度国交を断ちたかったということでお咎めなしとなり、他の三国もクフォト王国との国交を断絶したそうだ。完全に孤立無援の鎖国状態となってしまったな。どんだけ嫌われているのだ。

 まあ、元々国交なんて行っていなかったからいつも通りだけど。それに、行商人が個人的に入出国する事についてはこれまで通りなので、大した影響はないのだけど。

 クフォト王国側も言ってきたけど、四国の代表は全く聞き入れてはくれなかったそうだ。侵略戦争を頻繁に行い、問題行動ばかりを起こすから無理もないし、今に始まった事ではない。


「まっ、それでも建国当初は友好的な付き合いがあったみたいだけど」


 だけど、友好を結んですぐに問題ばかりを起こし、東西南北を囲う四国の信頼は地に落ちてしまい、現在の様な状態になってしまったそうだ。


「翔馬、いるか?」

「お忙しいところ失礼致します」

「おぉ、フィアナとメリーか。どうした?」


 と言っても、こういう時って大体新しい剣と刀を鍛えてほしいというお願いなのだけど。


「実は、新しい武器を作って欲しいんだが」


 ほら来た。前衛担当の二人は、とにかくいろんな武器を欲するところがあり、戦況に応じて使い分けている。俺もそうだけど。


「分かった。じゃあ、いつも通りフィアナが剣でメリーが刀な」

「いえ、実はその」

「ん?」


 違うのか?それじゃ、槍か盾か薙刀か、もしくはそれ以外の何か変わった武器でも作って欲しいのだろうか?


「剣と刀を作っていだたきたいのは事実なのですが」

「今回は、私には刀を、メリーには剣を作って欲しんだ」


 ん?いつも欲しがっている武器が入れ替わっている。


「わたしもフィアナ様も、共に剣術と刀術を高い水準で会得しています」

「だけど、それぞれ私は刀を、メリーは剣を使う機会があまりなかったから、今回は互いの貰う武器を入れ替えようと思ったんだ」


 確かに、いつもメリーは刀を、フィアナは剣を使っていたから忘れていたけど、二人とも剣術と刀術両方を身に着けていたのだったな。

 だから今回は、あえてお互いが使っている武器を使ってみたいと思ったわけか。


「作るのは構わないけど、前にも言った様に武器にだって相性は存在するんだから」


 使う武器の相性というのは、その武器が自身の戦い方と合っているかどうかということだ。

 フィアナだったら、重量があり、刀身が比較的細くて長い片手剣タイプの直剣との相性が良く、黒曜や黒珊瑚を中心に愛用している。

 対してメリーは、斬撃と連撃に優れ、比較的重量の軽い刀との相性が良く、雷切や龍切を中心に愛用している。


「そこは私達が慣れればいいだけの話だ。私だって、帯刀流剣術を習得してるんだ、刀を扱えないとダメだろ」

「わたしも、折角剣術も身に着けていますので、ご主人様の様に両方使える様になりたいです」

「んん‥‥‥」


 まぁ、二人がそこまで言うのなら俺は止めない。使う素材としてはフィアナにはオリハルコンを、メリーにはミスリルを使った方が良いだろう。


「分かった。三日ほど待ってくれ」

「ありがとう、翔馬」

「感謝いたします、ご主人様」


 お礼を言った後二人は、それぞれの仕事に戻る為工房を後にした。


「まっ、使える武器は幅広い方が良いだろう」


 二人が出た後、今作っているお鍋を急ピッチで仕上げ、注文の入った刀と剣を鍛える作業に入った。


「あれから一ヶ月経ったが、サラディーナの方はどうだ?」


《どうも何も、世界神様に今回の事がバレて現在も謹慎処分を受けているわ。なのにすごく活き活きとしていて、今まで無気力だったから、逆に気持ち悪いのだけど》


「コラ」


 サラディーナはあんたの主神、人間社会で言うのなら部長クラスの上司なんだぞ。そんな神を気持ち悪いと言うなんて。


《それに、世界神様だけじゃなく他の神にもすぐにバレて、ハーディーン様やエルバーレ様からネチネチ文句を言われたわ。揃って陰気臭いのよ、あの根暗神は》


「お前みたいな口の悪い奴が、未だに女神やっているとは信じられんな」


 陰口を言うのは勝手だが、デリウスの場合本人の前でも平気で言ってそうで何だか怖い。俺は直接関係ないのに、何故か怖い。


《代わりに、こんな情報を手に入れたわ。エルト大陸の東側、イースティア大帝国が今魔族の襲撃を受けているみたいで、国中が大混乱に陥っているのよ》


「なに!?」


 確か、イースティア大帝国と言えば国絡みで略奪や横領が日常的に行われている、クフォト王国に並ぶ盗賊国家。まだ行った事は無いが、噂を聞くだけで行く気が無くなってしまう程に酷い国だ。

 俺としては、その国が亡ぼうが知った事ではないが、魔族が絡んでいる以上放っておくことは出来ない。


「完成したフィアナとメリーの武器を使う場所としては、丁度良いかもしれんな」


 となると、出発は三日後になるな。


《だけど、それは実際には国中に流れている噂であって、私が確認して来たところ、魔族は関係ないわ》


「おい!」


《話は最後まで聞いて。確かに魔族は関与していないけど、その代り暴れているのは、狩猟の女神のエンゲアと爪の女神のジーガ、弓の女神のアルテミスと剣の女神のアラエラー等、カリンヴィーラに捕まった十人の女神である事が分かったわ》


「ちょっと待て!女神が暴れているということは!」


《えぇ、堕天して悪魔となっているわ。という事は、あのクソ女神が関与しているってことよ》


「カリンヴィーラか!」


 転生の女神という肩書を悪用し、多くの人の人生を滅茶苦茶にさせた最悪の悪神。


《カリンヴィーラのせいであの国は存亡の危機に瀕していて、皇帝も堕天した女神のうちの一人に殺されて、実質カリンヴィーラが支配していると言っても過言ではない状況よ》


 やりたい放題やってくれるじゃねぇか。神器はおそらく、カリンヴィーラが持っていた球体の苗床に使われてしまった為、武器はこちらの世界から支給されたものか、元々その女神が使っていた物を使っているだろうな。それでもかなり厄介だな。


「三日ももってくれるかな」


《分からない。その都度伝えておくから、君はあの子達の武器の制作に集中しなさい》


「分かった」


 とは言え、堕天しても女神を相手に戦う事になるから、俺達だけではさすがに不安だ。とりあえず、ユズルやミヤビ、神宮寺にもダメ元で頼んでみるか。


        ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 その頃――――


「まったく。あの悪神には参りました。貴方がまだ動けない事を良い事に」


 何も無い虚無の空間の中、一人の女性が黒い繭の様な物を撫でながら外の様子を窺っていた。

 黒い鎧を纏い、黒い柳葉刀を両腰に提げた黒髪ショートのその女性のその周りには、国一つが丸々埋まるほどの数の魔族が取り囲んでいた。


「いかがいたしましょう?」

「まぁ待て。迂闊に動くものではない。四天王も残すところお前だけとなってしまったのだ、これ以上失う訳にはいかない」

「あんな木偶の坊どもと私を一緒にしないでください。それに、所詮は自分で言っているだけの四天王です。飾りの様な称号でございます」

「まぁいい。カリンヴィーラも、知らぬ事とはいえ我が軍門に下った女神を堕天させてくれるとは」

「ありがたいものです。これで、真の四天王が誕生するのです。あなた様についたお陰で、私はデリウスを超える事が出来たのですから。あの忌々しい刀の女神を」

「普段おチャラけていても、神としての使命感が人一倍強いからな」


 繭の中にいるそれは、不気味な笑みを浮かべながら自身が覚醒するその時までただひたすら待ち続けていた。

 神が世界を見守る時代が終わり、自分が全ての世界を支配するその時を夢見て。


       ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


「二人とも、使えそうか?」

「はい。問題ありません」

「最初は違和感があるかもしれないが、すぐになれる」


 メリーとフィアナは、出来上がった剣と刀を手にして感触を確かめていた。いつもと逆で、メリーがミスリル製の剣を、フィアナがオリハルコン製の刀を持っていた。


「いいなぁ、あの二人は剣を専門に扱っているから」

「本当です」


 対して、カナデとアリシアさんは唇を尖らせながらジト目でこちらを見ていた。

 仕方ないでしょ!魔法銃は構造が複雑すぎて作るのに骨が折れるし、魔法の杖に至っては作る方は存じ上げておりません。俺だって万能ではないんだよ!

 とは言え、何も無しというのも流石に可愛そうなので、魔法銃は一ヶ月以上掛けてまた作ってあげるか。杖については、ザイレン教皇猊下にお願いしておくか。


《諸君、お話し中悪いけど、そろそろイースティア大帝国に行かないとヤバいわよ。カリンヴィーラの奴、堕天させた女神を全員投入してきたわ。本格的に乗っ取りに来たわね》


「「「「「っ!」」」」」


 カリンヴィーラの奴、一体何のつもりでイースティア大帝国を乗っ取ろうとしているんだ?負のレイキュラを集めようとしているのは知っているが、それとイースティア大帝国の乗っ取りと何か関係があるというのか?


「とにかく行って確かめてみるか」

「はい。これ以上カリンヴィーラを見過ごすわけにもいきません」

「あんなのを女神って呼ぶなんて間違ってるでしょ」

「既に女神としての道から逸脱しています」

「もはや救いようがないな」


 アリシアさん達も一緒に来てくれるのなら、こっちとしてもかなり助かる。


《確認してみたけど、ユズルとミヤビは別の依頼を受けていて同行が出来ないみたいだし、リィーシャは行商に行っているみたいだから、誘うなら神宮寺美穂子ね》


「そうか。神宮寺に知らせてくれ」


《分かった》


「俺達は出発の準備に取り掛かるぞ。ゲートでサウスティスの王都まで行って、そこからイースティアに向かうぞ」

「私はポーションの準備をいたします」

「あたしは水と食料の準備をするわ」

「わたしは馬を選別いたします」

「私は馬車の準備をする」


 そう言って四人は、それぞれ旅立ちの準備に取り掛かった。俺は念波を使って、シュウラを通じて国王陛下に伝える様に言っておいた。国王陛下も、こちらの事情を察してすぐに承諾してくれた。

 イースティア大帝国は迷惑な国だが、カリンヴィーラが関与しているとなると事は急を要するということで。

 俺も武器の用意を急いだ。自分が使う武器はもちろん、予備の剣と刀もアイテムボックスに入れた。彼女達の武器は、各々自分のアイテムボックスの中に収納してあるので。




 それから一時間後に、神宮寺が来てくれた。

 全員の準備が終わった所で、俺達はすぐにエルト大陸のサウスティス夏王国へと渡った。今回連れて行く馬は、桜と桃の二頭であった。確かにこの二頭は仲が良いが、雄と雌だぞ。何故この二頭をチョイスしたの。向こうで発情期を迎えられては困るぞ。


「久しぶりのサウスティスの王都・ニライカだな」

「女王陛下への挨拶はよろしいのですか?」

「いい。会いたくない」


 あの超絶変態ドⅯ女王と会っても、ろくな会話なんて出来ない。それに、身の危険も感じる。これには五人とも、「確かに」と呟いて納得してくれた。


「そんなつれない事を言わないの」


 聞きたくない声が聞こえたので、皆でササッとその場を去ろうとしたけど、結局声の主が連れて来た騎士団によって引き留められた。


「ふふ、トウラン武道祭の時は話す機会が無かったけど、こうしてまた会う事が出来て嬉しいわ」

「そうかよ。俺は会いたくなかったけどな」


 相変わらず物凄く際どいビキニを着たエロ王女が、大きすぎるバストを強調するように腕を組んで俺を見ていた。何で俺だけ?


「どうしてここに?もしかして、私に会いに来てくれたの」

「断じて違う。イースティア大帝国に行こうと思って」


 イースティア大帝国の名前が出た途端、サウスティス女王陛下の表情が一変して険しくなった。


「お前達は一旦下がりなさい。彼等だけと話したい」

「よろしいのですか?」

「命令だ」


 強い口調で騎士団の人に命令を出し、周りに展開させて俺達と女王陛下だけがその場に残った。


「何故あんな国に行こうとするの?やめときなさい。あの国は本当にヤバイのよ。センティオ戦王国と並んで」


 剣幕な表情で女王陛下は、俺達がイースティア大帝国に行く事を反対した。

 なんでも、センティオ戦王国と同じくらい何度も隣国の三国に侵略戦争を繰り返し、奪った領地に住んでいる人達を虐殺し、女は凌辱され、子供は奴隷として売られているのだそうだ。

 おまけに、他国から年間で百単位の子供を攫って奴隷商に売りつけているみたいで、その人攫いを見つけたら有無を言わさずに殺す様に指示を出すくらいだ。

 その為、サウスティスはもちろん、他の国もイースティアとは国交を結ばず、事実上孤立無援の鎖国状態となっているのだそうだ。前から鎖国状態ではあったが、ここ数百年は更に輪をかけて酷い。

 そして今、イースティアはかつてない程混乱しているのだそうだ。


「何処から来たのか分からない女に王都は占拠され、皇帝であるクロトア・イースティアとその家族は全員殺され、ついさっきその女と十人の黒騎士達によってイースティアは完全に占拠されたわ。その女と黒騎士は、何十万にも及ぶイースティアの騎士団を一人残らず全滅させ、抵抗できる人間はいなくなったのよ」


 女王陛下の話を聞いて、俺は握っていた拳を更に強く握った。

 その女と黒騎士は、王侯貴族や騎士団だけでなく、平民まで見境なく殺していき、恐怖を感じた多くの住民が隣国に亡命して行くという事態になった。

 イースティア大帝国崩壊は、もはや避けられない状況にまで追い詰められている。

 しかも、その亡命してきた人達には生きる術がなく、ましてやイースティア大帝国出身というだけで酷い迫害を受け、盗賊に身を落としてしまうという悪循環まで起きている。

 国としても援助しようにも、数が多すぎる上に示し合わせたみたいに全員が盗賊になっている為、すごく迷惑をしているそうだ。


「そんな訳だから、あの国に行くのはおやめなさい。特に今は」


 女王陛下が、イースティアへの入国を許可しない理由は分かったが、カリンヴィーラが関与している以上行かない訳にはいかない。これ以上、あの悪神の暴走を野放しにする訳にはいかない。


「お気持ちは分かりました。けれど、その大進行にカリンヴィーラが関わっているみたいなので、見て見ぬふりをする訳にはいきません」

「カリンヴィーラって、転生を司る女神でありながら悪逆非道な行いをする悪い女神の?」

「はい。私達を支えてくださる女神様が言うには、イースティア大帝国を乗っ取った女というのは、下界に降りたカリンヴィーラだということが分かったのです」


 そして黒騎士の正体が、カリンヴィーラによって堕天させられた女神の成れの果てである事も神宮寺が話してくれた。


「なるほどね。だから、あなた達がカリンヴィーラの暴走を止める為にイースティア大帝国に行くというのね」


 俺達は力強く頷いた。

 やがて女王は、諦めたみたいに深く溜息をついた。


「分かったわ。ただし、今回だけよ。乗っ取った今、カリンヴィーラに大きな動きはないし、何の動きも無しに攻めるのは流石に良くないわ。だから今は調査だけにして、何か分かったらすぐに国に帰りなさい。攻め込むのは、同盟軍の兵力を整えてからにしなさい。それに、今の兵力では少し不安があるからもう少し待って。今あなた達に何かあっては困るから」

「分かりました」


 今カリンヴィーラに挑むには、兵力が圧倒的に不足している。万全な態勢を整えて、俺達のサポートが全面的に出来る様になるまでカリンヴィーラに戦いを挑むのを止められてしまった。

 シンテイからはトウランを初めとした四国、エルト大陸からは新たにウェスティラ神王国を加えた三国、計七国が同盟を組んでいるが、それでも魔王やカリンヴィーラに挑むには力が足りないみたいだ。


「それに、行くのならこれを持って行きなさい」


 そう言って女王陛下は、胸の谷間から金色の大きなコインを取り出して俺に渡してくれた。というか、何でそんな所にしまっているのだ。


「サウスティス王家のメダルよ。これを持っていれば入国料も支払わなくてもいいし、身分証の提示も免除される。言うなれば、王家の証を示すメダルね」

「ちょっと待て」


 そんな貴重な物を受け取るのは、流石に抵抗があるぞ。というか、これ遠回しに結婚しろと言っているようなものになるぞ。だとしたら、受け取る訳にはいかんぞ。


「まっ、それも今は昔の話。今では我が王家がよく使っている、通行手形の様なものになっているから、気にしないで使いなさい」


 ただの通行手形に成り下がっていたのかよ!


「けど、これは大いに助かります。検問所でショーマさんの素性がバレずに済みますから」

「なるほど」


 アリシアさんはそんな風に考えて納得しているけど、他の女性陣は何だか訝しげに女王陛下を見ているぞ。事実かもしれないが、つい何か裏があるのではと思ってしまうのは考え過ぎだろうか?


《さすがに考え過ぎよ。抱いて欲しいとは思っていても、結婚したいとまでは思っていないわ。あんなヘンタイでも、一応は女王だから》


 一応ではなく、ちゃんとした女王なんだけどな。というか、結婚は考えていなくても抱いて欲しいて思うなんて矛盾してない?

 やっぱりこの女王様、苦手だ。



「妖しの魔鏡」と「鬼嶋の鬼」もぜひ読んでみて下さい。

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