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砂の味

作者: 米沢 九郎
掲載日:2015/03/12

 いつもヘマばかりしてしまうんだ

 君の前では


 たぶん君は僕のことを

 カッコ悪い奴だと思ってるだろう


 いい加減嫌になる



 それでも思うんだ


 紙に書いた花の絵に

 数ページ分の物語に

 街角で聞いたポップソングに

 心動かされる時がある


 友達の何気ない一言に

 傷つきもし、慰められもし

 閉じていた目が開くような思いをする事がある


 だとしたら

 たった一通のメールに一喜一憂する僕を

 誰に笑われても構わない

 動く心を恥ずかしいなんて思わない


 色に浮かれた自分がどれだけカッコ悪くても

 噛んだ砂の味が忘れられなくても


 


 

 

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