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一話
この世にある不思議―
私が全て喰らいつくしましょう
―――――――――――
夜中2時。
山の中は静かで、あたりは闇に包まれている。
「もう少し…もう少し…」
ひたすら山道を登り、息を弾ませている女は長い髪を乱し黙々と歩く。
やがて開けた場所に着き、目の前にはさらに長い階段。
「ここが…」
女はその階段を再び黙々と歩きだした。
長い長い階段の先にはお社。
鳥居もなく、狛犬もいない。
一目見ればそれはただの廃屋に見えるだろう。
そのお社へ女は何の戸惑いもなく歩みを進めていった。
この世にある不思議―
私が全て喰らいつくしましょう
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夜中2時。
山の中は静かで、あたりは闇に包まれている。
「もう少し…もう少し…」
ひたすら山道を登り、息を弾ませている女は長い髪を乱し黙々と歩く。
やがて開けた場所に着き、目の前にはさらに長い階段。
「ここが…」
女はその階段を再び黙々と歩きだした。
長い長い階段の先にはお社。
鳥居もなく、狛犬もいない。
一目見ればそれはただの廃屋に見えるだろう。
そのお社へ女は何の戸惑いもなく歩みを進めていった。
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