表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青春の1ページにオケ部を  作者: 雪森萌香
9/29

結衣の過去

日曜日、私は自分の言うのも辛い過去を先輩に話した。なぜか先輩には話せた…


私と先輩はカラオケの小さい個室にいた

「話したほうがいいんですよね?」

「まぁ話せるなら話してほしいな。先輩として知っておきたいから」

「理由は違いますよね」

「じゃあなんだと思う」

「それは私の過去を話した後に言います」

「そっか。あっそうそう無理に言わなくていいからね」

「はい」



***

「私は小5の時に色々言われ叩かれていました。いわゆるいじめです。でも私は親にそれを言えずにいました。

私はlivyでもいじめを受けていました。私も入っているlivyグループでも『結衣きも〜い』や『結衣〇ね』などというトークでいっぱいでした。私は小5の時は瑠奈とクラスが違って一人ぼっちだったので狙いやすかったんでしょうね。それで私は2学期不登校になりました。でもいくら不登校でも外に出なくてはいけない用事だってあります。そういう時にクラスメイトに会ってしまうとlivyで叩かれるんです。またプリントを持ってくるという口述でお母さんに家にあげてもらい私の部屋に来て「学校こいよ」っと言って殴って来ました。私は家で殴られるのも親に不登校な理由を言っていないためだんだん学校に行くようになりました。ある日先生がいじめに気づいた。しかし私をいじめていた奴の中に親が学校にお金を積んでる奴(主犯)がいたため先生も止めることができず私だけ保健室に隔離することにしました。でも私が親には言うなっと言ったため親に言われることはなく親に内緒で保健室登校になりました。

でも懇談会の時に主犯の親が母に言ったため親にバレてしまった。しかしうちの親は高成績をとらないと怒ってくるので、母はブチギレて先生に「保健室では勉強が遅れるじゃない。ただでさえあの子は馬鹿なんだから」っと言って私を教室に戻した。

そして私は小5が終わるまでいじめられ親の圧力で完全にまいってしまったんですよ。ご飯はほとんど喉が通らず、毎日夜にいじめがフラッシュバックして吐きそうになる。そんな毎日を過ごしていた。

そして小6で瑠奈と同じクラスになった。でもまた主犯と同じクラスになってしまった。そいつは瑠奈がいない時を狙いいじめ。また個別のlivyで私のことをいじめてくる。またその年の担任は鬼畜だった。いじめに打ち勝てなくては人生生きていかないぞッとか言って私と主犯の席を近くにしてくる。なので授業中もいじめて来て私の心がまいってしまった。それから私は学校に行かず適当なところで勉強しながら遊んでいました。でも急に瑠奈に学校来てと言われて行くと主犯が謝ってきた。瑠奈が叱ってくれたようだ。それから私はいじめは受けなくなったが色々な勘が強くなった。」



***

「こんな感じの小学校生活でしたよ」

言い終わると愛子先輩は涙目で私の頭を撫でながら

「結衣ちゃんよく頑張ったね」

「頑張ったんですかね〜」

愛子先輩に撫でられたところが暖かく私は温もりを感じ先輩に抱きついてしまった。

すると愛子先輩が

「いいよいっぱい泣きな」と言ってぎゅっと抱きしめてくれた。


私が泣き止むまで愛子先輩は抱きしめててくれた

「愛子先輩もう大丈夫です。」

「そっか。よかった」

「ところで愛子先輩、先輩の過去を教えてください」

「えっ別に平凡な生活しかしてないよ」

「嘘はダメです。私さっき言いましたよね勘が強くなったって」

「そうだね、嘘はダメだね」

そういうと先輩は黙って悲しそうな目をしていたそして

「いいよ、話すよ。」

そう言った先輩はいつもと違う雰囲気をしていた…

次は愛子の過去編です

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ