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青春の1ページにオケ部を  作者: 雪森萌香
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圧迫面接?オケ部最初の難所です

音楽室の前に着くとそこには人が沢山いたざっと30人くらいだ

その中には高校生もいるようだ

うちの学校はリボン/ネクタイが赤が中学茶色が高校生だ。だがら一目瞭然だ

「やばい」

「ききき緊張やばい」

美月がそんな事を言ってると通りかかったチェロの中3の先輩方が

「あの入部希望生すごい緊張してるw可愛い」

「愛子、あんた人のこと言えないでしょう。あんたもっと酷かったしw」

「まぁね。でもあの面接を受けたらあの緊張ももっと掻き立てられるけどねw」

「こら愛子余計な事言わないの!」

「だって麻友奈も思うでしょ」

「まぁね」

そう言って先輩たちは去って行ったがその言葉でその場にいた生徒が凍りついた

私はもう一度愛子先輩の方を見るとそれに気がついた愛子先輩がニヤっといたずらっぽく笑って去っていった。

しかしその愛子先輩の目は言ったことはガチだよみたいな顔をしていた。

それに私は恐怖を感じた…


私たちは待合室で緊張していた何となく全体的に口数が少ない気がする。瑠奈達も黙っている

しかし話している人たちの話題も「さっきの人が言いていたこと本当なのかな…」という話題ばかりだ

すると一人目の子が呼ばれたしかしその子は辞退してしまった。

なるほどな〜っと私は思った中学副部長の麻友奈先輩に怯えさせるために仕掛けさせたんだろう。ただ副部長の麻友奈先輩がやるか?という疑問を出ないようにするために愛子先輩がやったんだろうな。多分愛子先輩の意見で…


***

多分あのチェロ志望の結衣だっけあの子は全て気付いたんだろうな。あの子私と同じ雰囲気がするから

あ〜あの子がへばらなければ仲良くなりたいな面白そうだし


なんか愛子/愛子先輩が悪い顔してる(愛子以外のチェロメンバー)



***

瑠奈達はいなくならなかった。でも10人ぐらいいなくなったな。特に中学生がw

そんな事を考えていると私の番が来た。中学部長が案内してくれているがとても、申し訳なさそうにしている。

そんな顔をされると見破っているこちらが申し訳なくなってくる


そして指定した教室に入ると私は愛子先輩の笑っていた理由がわかった

教室には20人ぐらいの高3が3列ぐらいになって座っておりその先頭の真ん中で指揮者の藤原さんが座っていた

そして藤原さんの前に一つだけ椅子が置いてあった。そこに座るよう促され私は座った

その時この場にいる全員に圧をかけられた全パート特に中学生の新入生が欲しいのだろう。これが圧迫面接か

私は面接用紙についていた履歴書の簡易版みたいなものを提出した。

それにはクラス.名前.やりたい楽器第三志望まで.楽器歴.そして入部理由

色々聞かれ由実先輩から志望楽器は何ですかと聞かれた私は頑張って考えたが第二希望までしか書いていなかっただから不安に思いながら

「第一志望がチェロで第二希望はヴィオラです」そういうと藤原さんが口を開いた

「えっチェロやりたいんじゃないの?えっチェロだけやりたいんじゃないの?」

えっいやいやいや第三希望まで書く紙で第二希望までしか書いていないのもだいぶやばいと思っていたんだが

もしかして私がおかしい?っと頭にはてなマークを浮かべていると由実先輩が

「ま、まぁ一旦どのくらい弾けるか見てみましょうw」

いや由実先輩笑ってますやん

私は予習した通りに弾いたがやはりイメージトレーニングだけではきつかった。それでも初めてにしたはできた方だ

そして私の面接は終わった。


全員の面接が終わり帰宅をしていた。なんとなくみんなの顔がやつれてる気がした。

「疲れた〜」瑠奈が言ったさっきの少ない口数はどうしたと思っていると、

「あの空間怖すぎて声出せなかった〜」

「「それな」」

「ねぇこの後カフェ寄って帰らない?」

「「「賛成」」」

まぁあの緊張感のある空間からいないと気が楽な気がした。

***   

甘いパンケーキが疲れた私を癒したくれた。そして愛子先輩ともっと話してみたくなった


***

「結衣って面白い子だな〜wってやばい推しの配信始まっちゃう〜」

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― 新着の感想 ―
[良い点] 圧迫面接感と緊張感が伝わってきてすごくドキドキしました。 そして楽しそうな感じとも両立できていて、すごいなって思いました。 [一言] これからも頑張ってください。 明日には更新します。
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