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旅の始まり。

エレナとシルバーは、深く眠りについている。

ライトは、二人が眠っているのを確認し、

一人家の外へ出た。


ライトは、空を見上げながら木にもたれ

魔人と闘った時の事を思い出していた。


ライト

俺は、エレナを助けるため無我夢中だった。

この先、危険が訪れたとして

又同じように魂魔を出せるとは限らねぇ…


ライトは、ためしに魂魔をだそうとするが

全くでなかった。


ライト

やっぱり…

どうすれば魂魔を使えるように……


すると背後から人の気配を感じたので、

ライトは、おそるおそる石をとり投げつけた。


ライト

誰だ⁈


石を投げつけたが誰もいなかった。


???

私の気配をさとるとは…

なかなかやるな‼︎


するとライトの背後に謎の男が現れた。

ライトは、警戒しつつ謎の男と距離をとり、

拳を構えた。


ライト

もしかして、ルビル一族か?


謎の男は、首を横に振り笑いながら答えた。


謎の男

ルビル一族?

私を、あいつらと一緒にするな。


ライト

じゃあ何者だ?


ライトは謎の男に問いただした。


謎の男

私は、旅をしている

すなわち流浪人って奴かな笑

君は、ライト君で間違いないかな?


流浪人は、ライトの事を

知っているような口で話した。


ライト

なぜ俺の事を知っている?


流浪人

そりゃあー

ルビル一族に盾をついた奴だ、

名前くらいは知っている。

それに、ルビル一族との闘いも見せてもらった。


ライト

だとしたら、

俺たちがやられてんのに

助けてくれなかったのかよ…


流浪人

もし、私が君ら二人を助けていたら、

君は何か変わったかい?


ライト


流浪人

何も変わらないよ…

確かに助けておけば、

怪我をする事などなかったかもしれない。

だがな…

自分の力のなさを知らないで

この先どうやって、エレナを守る⁇


ライト

……


流浪人

それでお前は今こうして悩んでいる。

しかも自分のためじゃなく

誰かの為に力を欲してる。

あの時の用にいつでも魂魔を使えれば…とな‼︎


ライトは黙り込み自分の手を見つめた。


流浪人

確か、お前の力はこうだったか⁇


ライト


流浪人は、一瞬でライトの背後につき

攻撃を仕掛けた。

ライトは、すぐに防御体制をとり

攻撃を防いだが、流浪人の攻撃は、あまりにも

重くライトは吹き飛ばされた。


ライトは、起き上がり座りこんだ。


ライト(心の声)

何て重さだ…

しかも、ルビルと闘った時の俺の魂魔と

同じ力を使いやがった…

こいつ‼︎何者だ…⁈


流浪人

ほぉ〜

ルビルと闘った時より

反応が早くなってるんじゃないか。


流浪人(心の声)

やはり

ルビルとの闘いで反応速度が上がったか…


流浪人は、ライトの目を見て驚いた。


流浪人

あの目は…


ライトは、再び魂魔の力を解放していた。


ライト

魂魔は、こうやってだすのか…

流浪人‼︎勉強になった‼︎

今度は、こっちから行くぜ‼︎


ライトは、流浪人の背後を捉え

攻撃を仕掛けたが流浪人は、

ライトの攻撃を防いだ。


流浪人

スピードは、確かに早いが、

攻撃は、たいした事はないな…


ライトの攻撃を防いだ流浪人の

手はビリビリしていた。


流浪人

……⁈

だがまだ魂魔を上手く使えきれていない

ようだな…


ライトがさらに攻撃を仕掛けたが…

流浪人は、その場からいなくなり

ライトは、流浪人を見失った。


ライト

何処だ何処に行った⁈


ライトは、左、右、前、後ろと見渡すが

流浪人の姿が見渡らない。

すると流浪人は、上から現れライトを攻撃し

ライトは、下敷きになった。


ライト

何て強さだ…

ルビルの奴らと比べ物になんねぇぞ


流浪人

まぁ…

こんな所か…


流浪人は、ライトのデコに手を当て

何かを唱え始めた。


ライト

何をする離せ‼︎

うわぁぁぁぁ


ライトは、もの凄い痛みに襲われた。


ライト(心の声)

こいつ俺に何をした…

身体全身が凄く痛え

くっそー


ライトは、痛さに耐えれず気を失った。


流浪人

次に会うのを楽しみにしているぞ‼︎

ライト,ユー,ソール…


流浪人は、そう言って姿を消した。


そして、数分が経ちライトは目を開け

座り込み流浪人との闘いを思いだしていた。


ライト

あれ⁈

確か俺は、あいつの攻撃をくらって…

ダメージをうけたばすなのに何ともない。

それにしてもあの流浪人強かったな…

敵だとしたら厄介な相手だ。

だけど悪い奴じゃあなさそうだし、

あの流浪人…

もしかして⁈

魂魔の使い方を俺に教えてくれたのか…⁈

次にあったらお返ししないとな‼︎


ライトは、笑いながら開いた手を力強く握った。


ライト

だいぶ時間が経っちまったな、

とりあえず寝るか‼︎


ライトは、部屋に戻り眠りについた。


翌日、

太陽の眩しさに

エレナは目覚めてキッチンへと向かうと、

テーブルには朝ご飯が用意されていた。


シルバー

よっ‼︎

朝ご飯用意しておいたから

食べてくれ‼︎

所でライトは⁈


エレナは、あくびをしながら答えた。


エレナ

美味しいそうだね〜

ライトは、まだ寝てる‼︎

起こして来るね‼︎


エレナは、ライトが寝てる部屋に行き

ライトを起こそうとした。


エレナ

ライト‼︎

起きてー 朝だよー‼︎


エレナは、ライトの肩をトントン叩いた。

するとライトは、エレナの手を掴み

エレナをベットに寝かせギュッと抱きしめて言った。


エレナ

え⁈

ち、ち、ち、ちょとおおお‼︎

ライト⁈


ライト

エレナ‼︎必ず俺が守ってやるからな…


エレナは、顔を赤くして照れていた。


ライト(心の声)

うん⁈

誰か隣にいるのかー?


エレナ

ライト…


ライトが目を開けると

顔を赤くしたエレナが横にいた。


ライト

うわぁぁぁぁ‼︎

エレナ⁈


ライトは、慌てて起きベットから床に落ちた。


ライト

痛えー‼︎


エレナ

大丈夫?


ライト

何でエレナが隣で寝てるんだ?


エレナは大声でライトにツッコンだ。


エレナ

あんたが寝ぼけて私を寝かせたんでしょうが‼︎


ライト

寝ぼけて⁇

まじかー‼︎

悪りいースマナイ‼︎


ライトは笑ってエレナに謝った‼︎


エレナ

ライトだったからよかったものの

他の男だったらぶっ殺してるわよ…


とぶつぶつ言った。


ライト

ふむ?

何か言ったかー?


エレナ

何でもありません‼︎


エレナは、顔を赤くしてプイッと部屋から

出てリビングに向かった。


シルバーは、エレナの様子を見て言った。


シルバー

エレナどうした⁈

お前顔赤いぞー?


エレナは慌てて返事をした。


エレナ

あ、あ、赤くなってないわよ‼︎

ライト何かほっといて

朝ご飯食べましょう‼︎


シルバー(心の声)

俺が作ったんだが…



シルバー

そうだな‼︎

ライト〜‼︎先に飯食っとくぞー‼︎


ライト

今行くー‼︎


ライトは急いで部屋から出てきて

食卓に座った。


三人

頂きまーす‼︎


ライトは、ご飯にがぶりついた。


エレナ

ちょとライト〜‼︎

もう少し落ち着いて食べなさいよ〜‼︎


ライト

昨日から飯食ってねぇーんだ‼︎


エレナ

もう…仕方ないわね‼︎


シルバー

二人共‼︎

食べながらでいいから話を聞いてくれ


ライト

わかった‼︎


エレナ

うん‼︎


シルバーは、今から向かうとする街

エルビンアルブについて話しだした。


シルバー

俺達が向かう街エルビンアルブは、

エレフの街だ‼︎


ライトはもぐもぐしながら答えた。


ライト

エレブ?


シルバー

エレフだ‼︎エ、レ、フ‼︎

ブじゃあねーえ‼︎

フだ‼︎


エレナ

本で読んだ事あるー‼︎

確か古代神話に出てきたわよね?


シルバー

そうだ‼︎

もっとも、レビュース一族に近い力を持っている。

確か、歴史も興味深い事だらけだ‼︎

もしかしたらレビュース一族が

何処にいるか、わかるかもしれない。


エレナ

そこには、ルビル一族は、いないの?


エレナは、不安気な顔で言った。


シルバー

大丈夫だー‼︎

確かエレフは、結界の魂魔使いが多い。

頑丈な結界が張られているはずだ‼︎

ルビルは近ずけない…


ライト

そうと決まれば

早速出発しよーぜ‼︎


ライトは、食卓のご飯を全部食べていた。


シルバー

……汗

まぁ待て‼︎、ここからだと

30分でエルビンアルブに着く。


エレナ

以外と近いんだねー‼︎


シルバー

まぁな…

俺も行くのは、初めてだ‼︎

よし準備ができ次第出発するぞー‼︎


シルバーは、そう言い自分の部屋へ行った。


ライト

エレフって耳がとんがってんのだよなー?


エレナ

そうよ〜‼︎

確か羽も生えてるはず‼︎


ライト

羽かー‼︎

楽しみだな〜‼︎


エレナ

私達も準備しましょう‼︎


エレナとライトは、出発する準備をしだした。



シルバー

準備は、出来たかー?


二人

おーう‼︎


じゃあ向かうとするか‼︎


三人は家から出たが

エレナがシルバーに聞いた。


エレナ

もしかしてだけど…

ここから歩いて行くの?


シルバー

乗り物を準備した‼︎


エレナ

乗り物って…

あれぇー?


エレナは、指をさしながらシルバーに行った。


シルバー

そうだ‼︎

何か不満でも?


エレナ

不満に決まってるわよ‼︎


ライトが乗り物を見て驚く‼︎


ライト

何だ⁈あの生物は…


シルバー

俺が大事に育てたペットだ‼︎

可愛いだろ〜⁇


エレナ

まぁ…確かにルビルに比べると

可愛いっちゃ可愛いけど…

名前は、何て言うの⁇


シルバー

決めてない…


エレナ

はぁぁぁ⁇

普通名前から決めるでしょ⁇


シルバー

育てるのに、夢中だった…

不覚…


ライト

まぁ、

いいじゃあねーえか

なーニコラス‼︎


ライトはニコラスの頭をなでた。


エレナ

勝手に名前つけてるし…


シルバー

それはさておき、

じゃあ、ニコラスに乗って出発するかー‼︎


エレナ

名前はニコラスでいいんだ…


こうして、ライト、エレナ、シルバーの旅が

始まった。

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