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生還 その2

第二話 事件?

「死体が起きる・・ねぇ」

楓は椅子に足を組みながら座っていた

「それで、どうしますか?これ事件になりませんよ?」

亮は先ほどの書類を見ながら言った。

三日ほど前に事は起きた、大阪市内の式場で突如死体が起き上がり喋ったというのだ、式に参列していたほとんどの人はそれを目撃していたが、半数以上の人が死後硬直だ、と言い張った、しかし死後硬直で喋るなど前例が無かった。

依頼主の生田智子は何かがおかしいと思い相談に来たのだという。

「だからここに来たんでしょ?警察に頼れないから。」

「でもどうします?森崎さんこの事話すと体調が悪くなるなんて・・・」

楓は窓の外を見ていた。


「亮、ここじゃない?」

楓は道路脇にある式場を指差していた、そこには『高麗館』と書かれた看板も立っていた。

駐車場に車を停め、玄関口に向かった。

二階建ての建物はつい数年前にたてられたらしくかなりキレイだった、受付には若い人と年配の人の二人の女性がいた、

「三月探偵事務所の荒暮と申します。三日前の山田遼平さんの御葬式の事で聞きたいことがあるのですが」

胸のネームプレートに『新人』と書かれたほうの女性は眼を丸くして、驚いたが、年配の人はすばやく、上司を呼ぶと言い奥に向かった。



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