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おしおきタイム

「うみゃああああああーっ!!??」

 そして魔女に抱き着いたにゃんこは魔女のお仕置きを受けるのでした。

 具体的には股間部を掴まれています。

「は、はなしてよぉぉぉーっ!」

 にゃんこのちっちゃな……げふんげふんなアレを魔女が掴んでもみもみしています。

 とんでもないセクハラ行為ですね。

 魔女のお仕置きはセクハラお仕置きなのです。

「少しはあの子の気持ちを味わうがいいわ。うふふふふ。じゅるり」

 そして魔女は手の動きを激しくしていきます。

「にゃっ! にゃうんっ! うみゃああああーーっ!!」

 にゃんこのエロテクならぬ魔女のエロテクです。

 ●●になってくたりとなったにゃんこを魔女は満足そうに抱きしめます。

「うみゅ~。またおもらししちゃった……」

「大丈夫大丈夫。あとでぱんつ着替えようね~♪」

 さめざめと泣くにゃんこに魔女がご機嫌ににこにこしています。

 セクハラ……ではなくお仕置き終了なのです。

「さっきのにゃんこはあの子に対して今と同じことをしていたんだよ~。触る場所は違ってもね」

「うみゅう……は、はんせいする……」

 自分の身体で味わったにゃんことしてはひたすらに申し訳なるばかりです。

 あとでもう一度選手控室でカグヤに謝らなくてはと考えています。

「あ、あの子にはもう会わないように」

「え?」

 謝ろうと思っていたにゃんこは首を傾げます。

 耳も垂れ下がってちょっとへにゃっています。

「もう一度会うと禁句をぶつけられるかもしれないからね」

「きんくって?」

「責任取って~! とか」

「なんのせきにん?」

「んー。まあいろいろ?」

 魔女は適当に誤魔化しています。

「とにかく会うのは禁止。オッケー?」

「うん、わかった」

 どうしてかを説明されなくとも魔女の命令には絶対服従のにゃんこです。


 少し離れた位置で、

「……アレはお仕置きっつーよりただのエロ教育だよな?」

 と、呆れ気味の勇者と、

「……ノーコメントです。にゃんこの新しいぱんつを用意してきます」

 と、もう何にがっかりしていいのかを取捨選択する余裕もない黒鍵騎士がいるのでした。

「……余にもしてほしいな。アレ」

 そしてバカなことを口走る魔王がうらやましそうに魔女たちを見るのでした。


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