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うるさい黙れ死ね by魔女

 そしてにゃんこが最低の方法でピンチから脱出したのを見た勇者が、ぱちぱちと拍手しています。

「おー。俺が教えた方法で見事ピンチを切り抜けたな。さすがにゃんこ」

 ちっぱい揉んでつまんでその隙に脱出というテクを教えた勇者としてはとても誇らしい気分のようです。

「おのれにゃんこ! あれは余のちっぱいなのだぞ! 勝手に揉んでくれやがって!」

 そして魔王が憤慨しています。

「………………」

 さらに魔女がゆらりと立ち上がりました。

 黒鍵騎士は魔女のどす黒いオーラを感じ取って即座に後方退避しています。

 今回のターゲットは勇者なので黒鍵騎士は安全地帯にいることが出来るようです。

「私のにゃんこに何ロクでもないこと仕込んでくれてるのよこの腐れ勇者ーっ!」

「ぎゃあああああっ!!」

 魔女の回し蹴りを食らった勇者は血をどくどく流しながら悲鳴を上げます。

 もちろんこの程度で致命傷にはなりませんが、それでも条件反射として魔女が怖いのです。

「いやいやいや! でもさ、そのおかげでこうしてピンチを切り抜けられたんだからそんなに怒らなくてもいいじゃないか!!」

 勇者が涙目で弁解しています。

「うるさい黙れ死ね」

「ひいっ!」

「にゃんこがほかの女の子のおっぱ……じゃなくてちっぱい揉んでつまんでいる姿なんて見たくなかったもん!」

 そりゃあ見たくはないでしょう。

 というかそれを見てショックを受けているようです。

 せっかくにゃんこをエロ教育し始めて一から手取りモツとり教えてあげようと思っていた魔女の計画が台無しです。

 いつの間にか相手の断りなくちっぱいを揉んでつまむような育て方をした覚えはありません。

 まあ教育したのは勇者なのですが。

 大切に育てたもふもふを最低の方法で台無しにされたような気分になってしまいます。

「というわけで死ね!」

 魔女は勇者のお尻めがけてつま先キックを叩きこみました。

「ぎゃああああああああ!」

 つま先が尻の●まで食い込んで、勇者はちょっぴり男として殺されてしまうのでした。

 新世界、垣間見えた?



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