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新たなる死亡フラグ

「よし。じゃあつぎはりゅーせーきっくをためしてみよう」

 にゃんこは足に魔力を込めてりゅーせーきっくの準備をしました。

 かんちょー攻撃は後回しです。

「へっ、無駄だぜ。どんな攻撃も俺には通じねえよ、大人しく倒されな」

 ジャイロは自信満々でにゃんこの攻撃を受け止めるつもりです。

「やってみないとわかんないもん」

 助走をつけながらにゃんこはジャイロに突撃します。

「りゅーせーきっくっ!」

「っ!?」

 必殺・りゅーせーきっくで狙ったのは、なんと、にゃんと、ジャイロの股間でした。

 かんちょーではなく局部を狙ったのです。

 後ろよりも前……魔女の悪影響ですかねぇ。

「ありゃ?」

 しかしごい~ん、という強烈な音がしただけで、ジャイロはびくともしませんでした。

 もちろんりゅーせーきっくは直撃しています。

 普通ならジャイロは床にうずくまってのたうちまわっていなければなりません。

「にゃんこ選手! まさかの股間攻撃ーっ! 愛らしい巫女猫が巨人の○○○に強烈キックー! こんな萌えるシチュエーションはめったにありませんね~!」

 そして司会が妙な盛り上がり方をしています。

 会場も変な盛り上がりを見せています。

「しかしジャイロ選手の○○○はびくともしません! さすがは巨人の鉄棒! あんなものに攻められる女性は大変でしょうね! にゃんこ選手も負けてしまったらアレの餌食になるのでしょうか!?」

 ……司会の死亡フラグもたってしまったかもしれません。

 貴賓席の様子がとてもとても心配です。

「かたいなぁ……」

「男のアレは大抵硬いもんだぜ」

「そうなの?」

「おうよ。今夜たっぷり教えてやらあ」

「………………」

 おしえられたくないなぁ、とにゃんこが嫌そうな顔をします。

「みゅ!?」

 しかし考え事をしている場合ではありません。

 にゃんこのりゅーせーきっく、それを放った足を掴まれてしまいます。

「そらよ!」

「にゃう~~!?」

 にゃんこは足を掴まれたまま投げられてしまいました。

 壁に激突してダメージ甚大です。

 にゃんこ、大ピンチ!?

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