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お預け……

「ぐぎゅ~……」

 にゃんこのりゅーせーきっくで股間撃沈された勇者が両手で●●をさすりながら呻いています。

 復活はまだまだ遠そうですね。

 巨乳美女をお注射できる日は遠そうです。

 忍者に慰めてもらうといいでしょう。

「三回戦はどんな相手?」

 魔女が黒鍵騎士に尋ねます。

 ちなみに魔女は黒鍵騎士のひざまくらでごろごろ中です。

 もう甘えまくりですね。

 黒鍵騎士もなんだかんだで慣れてきたのか、ひざまくら程度なら抵抗なくやってくれるようになりました。

「三回戦の相手は巨人族のジャイロ選手ですね。圧倒的な攻撃力と防御力を誇る巨体なので、小柄なにゃんこにはやや不利かもしれません」

「へえ~。巨人かぁ~。だったら弱点は簡単だね」

「簡単?」

「うん。だって私巨人退治に参加したことあるもん」

「弱点を知っているのですか?」

「うん。勇者に教えてもらった」

 振り返って勇者を見ると、まだ●●を押さえて転がっていました。

「ますたぁ。じゃくてんってどこどこ~?」

「うん。えっとね、尻のあ……もがもがもが!?」

 最後まで言い切る前に黒鍵騎士が口を塞ぎました。

「何するのさーっ!」

「もう少しマシな表現を使ってください!」

 ロリ美少女が尻のあ……と堂々と言うのが我慢ならなかったようです。

 黒鍵騎士ってばぴゅあですねぇ。

「ええと、じゃあケツマ……ふがふがっ!?」

「酷くなってるじゃないですか!」

 とても酷くなっていました。

「……でも途中なのによく分かったね」

「……分かりたくもなかった単語ですけどね」

 どちらかというとエロ用語だったので、黒鍵騎士が知っていたことのほうが驚きでした。

 しかし表現を控えていることでなかなかにゃんこに通じません。

「うみゅ?」

 途中でやめているので何を言っているのか分からないようです。

 尻もケツも控えるとなると、もう別の表現で直接的なものを使うしかありません。

 魔女は意を決して黒鍵騎士のひざまくらから起き上って人差し指を立てました。

「つまりね、かんちょーすればいいんだよ!」

「うん。わかった。ますたぁがよくみてるほんみたいにすればいいんだね!」

「………………」

「………………」

 ますたぁ御用達の薔薇本を、にゃんこもこっそり見ていたようです。

 おそらく好奇心からでしょうが、魔女にとってはちょっぴり気まずい感じになってしまいました。

 黒鍵騎士は怒り沸点超えてしまったようで、魔女に対してはしばらくひざまくらももふもふセクハラもお預けにしてしまいました。

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