にゃんこの尻尾ダウジング
「ま、ますたぁ~。ぼくのしっぽになにしたの~?」
嬉しそうに土を採取する魔女を見ながら、くてんとなったにゃんこが尋ねます。
「ああにゃんこってば可愛い! 色っぽい! ショタエロい!」
「……しつもんにこたえてよぅ」
にゃんこの声にも力が入りません。
尻尾の付け根からぶるぶると振動してしまったので、とても気持ちよくなってしまったのです。
ショタもふもふが快感に悶えている光景は、魔女にとって非常に眼福な光景でした。
変態的趣味って言わないように。
「うふふふ~。にゃんこの尻尾に仕込んだのは、魔力の質がいい土を探すための魔法だよ。目的のものを見つけたらぶるぶる震えるようになってるの」
「な、なんでそんなまほーにしたのぉ?」
「可愛いから!」
「うぅ」
拳を振り上げて力説する魔女に、かけられる言葉はありませんでした。
「尻尾ぶるぶるえくすたしー! 名付けて『尻尾ダウジング』!」
「うぅ~。しっぽがむずむずするよ~」
「素直に気持ちいいって言えばいいのに~」
「ぼくにおとなのかいだんはまだはやいってこっけんきしがゆってたし」
「むむ。おのれ黒鍵騎士め! にゃんこの性教育を邪魔するつもりかっ!」
黒鍵騎士にとっては理不尽極まりない怒りに萌え……じゃなくて燃える魔女でした。
「あ、でも次は黒鍵騎士の尻尾ダウジングで試したら面白い反応が見られるかも?」
じゅるり、と舌なめずりしながら悪巧みを始める魔女なのでした。
「あわわわ……」
そんな魔女を見て『にげてー! にげてこっけんきしーっ!』とテレパシーを送るにゃんこですが、もちろん届きません。
その後は他の土も集めるためににゃんこの『尻尾ダウジング』を続ける魔女でした。
「ふみゃあああああーっ!」
「あうにゃああああーっ!」
その度ににゃんこの尻尾が震えて悶えるという最高萌光景があるのでした。
「ああ、にゃんこ! 可愛い! エロい! エロ可愛いっ! もふえろ!」
そしてそれを見る魔女は別の意味で悶えているのでした。
当初の目的を忘れかけるぐらいに興奮している魔女ですが、もちろん土の採取もしっかりと行っていますよ。
童話の方も始めました。
「黒猫とココロのツバサ」です。
アルファポリス絵本・童話大賞に参加中ですので、気が向いた方は覗いてもらえると嬉しいですにゃ。




