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場外トーク


 魔王と勇者の暴れん●将軍攻防戦を眺めながら、魔女はにゃんこに説明しようとしていました。

「ええとね、あばれん●ーしょーぐんっていうのは、魔王の場合主にロリ美少女にお注射するための息子であ……もがもがっ!」

「子供になにを説明してるんですかっ!」

 これ以上地雷を踏む前に黒鍵騎士が魔女の口を両手で塞ぎました。

「もがもがーっ!」

 後ろから抱きしめる形になっているので暴れつつも魔女的にはオッケーな感じです。

「なにって、性教育?」

「しなくていいんですそんなことはっ!」

 黒鍵騎士のお腹あたりに頭を預けながら魔女がにんまりと笑います。

「いやいや正しい性教育は子供にとって大切なことなんだよ。間違った思い込みのまま性犯罪に走る若者だって多いんだから」

「……真っ当なことを言っているように聞こえますが、実際のところ面白がっているだけでしょう?」

「うん」

「……とてもいい返事ですが却下です」

「えー」

 その間もにゃんこは魔王と勇者の名勝負を観察しています。

「ますたぁ。あばれん●ーしょーぐんってあれのこと?」

 にゃんこが魔王の暴れん●将軍を指さします。

 悲惨なことに、魔王のふんどしは破れてしまいました。

 暴れすぎですね。

「そうそうあれあれ。……って、魔王ってかなりビッグマグナム!?」

 元気よく存在を主張する魔王の暴れん●将軍の姿を見て魔女が驚きます。

「おっきーの?」

「●っきするとおっきくなるのよ!」

「魔女殿―っ!」

 黒鍵騎士が下ネタ連発する魔女の両頬を引っ張ります。

「ふみゃふががー! |いふぁいよふぉっふぇんひひー(いたいよこっけんきしー)!」

「少しは黙ってください!」

「だからにゃんこの性教育を」

「しなくていいですからっ!」

「でもあの大きさでロリ美少女にお注射って……鬼だね魔王!」

「~~~っ!!」

 場外では頭を抱えたくなるような会話が続いていました。

 バトル中の二人も股間を抱えたくなるような攻防戦を繰り広げていました。


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