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余の暴れん●将軍がーっ!

「うむ。ほのかに育つ青い果実。悪くないな」

「………………」

 にゃんこが見たものは、魔女の背後から現れた魔王がそのまま抱きついてささやかな胸をモミモミする場面でした。

 もみもみ。

 も~みも~み。

 なでなでさすさすっ。

 つん、きゅっ!

「い、いやああああああああーーーーっ!!」

 足をしゃぶられるという微妙なプレイの直後にそんな事をされたものですから、魔女の感情リミッターが一気に外れてしまうのも無理はないでしょう。

 一体どこでそんな体術を修めたのか、胸を揉む魔王の両手をむんずと掴み上げて、魔力で強化した身体能力を存分に活かした上で、一本背負い両腕ぶん掴みヴァージョンの如く屋根へと叩きつけました。

「ぐはっ!」

 更に魔王の両脚を掴み上げてから、その股間部に連続蹴りを叩きこみます。

「ぎゃああああああああああーーっ!!」

 魔力強化連続蹴りによるウルトラ電気あんまです。

 恐らく秒間百発ぐらい蹴られています。

「やめやめ! よよよよ余が悪かがっ……た……ぎゃああああああ!!! 余の暴れん棒将軍がぁぁぁぁぁ!!」

「折れろーっ! ぽっきりぼっきり折れてしまえーっ!」

 ががががががががっ!

「なんのーっ! 全てのロリ美少女をお注射するまで余の暴れん棒将軍は不滅だーっ! ぎゃひーっ!」

「死ねーっ!」

 怒り狂った魔女はそのままルナソールの下端……つまり尖った部分をそのまま魔王の股間に突き立ててしまいました。

「うぎゃああああああああーーーーっ!!」

 哀れ、魔王陛下の暴れん棒将軍はご臨終してしまったのです。

「ついでに男としても殺してやるーっ!」

 魔王のズボンを引き摺り下ろし、下半身を晒させた魔女は、そのまま後ろ……げふんげふんにルナソールの下端をお注射しようとしました。

 怒り狂い過ぎて理性とか色々なものが吹っ飛んでしまっています。

「やややややめろーっ! それだけはーっ!」

 自分が何をされるのか理解した魔王は、潰されたばかりの暴れん棒将軍を庇いながら逃げだそうとします。

「くらえぇぇぇーっ!!」

「ぎゃああああーーーっ!!」

 理性の飛んだ魔女を勇者と忍者とにゃんこが必死で宥めるのに十分ほどかかりました。

 魔王のもう一つの貞操が無事だったかどうかはご想像にお任せするということで。



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