第3話
今回も読みにくいですが最後まで読んでくれると嬉しいです
「霧島一輝、杉本桜子、天下彰炎至急第二格納庫まで来なさい。」
と放送が入った。
三人は顔を合わせた。
「今のって手塚先生だよな?」
「うん。いったいなんの用だろ?」
「第二格納庫までいってみればわかるよ。」
三人は第二格納庫に向かった。
第二格納庫につくと手塚先生がいた。
一輝は呼び出しの要件を訪ねてみた。
「先生俺たちに用ってなんすか?」
「昼休みにわざわざ呼び出して悪かったね。別に放課後でもよかったんだが、君達が早くこいつらにあいたいと思ってね。」
そう言うと手塚は格納庫の入り口を開けた。
すると中には見慣れない白いアーマードが三機あった。
「先生あれってもしかして。」
「君たちのだよ。」
そう格納庫にあった三機のアーマードは一輝達の専用アーマードだった。
三人はアーマードに駆け寄った。
「すごい、これ今までのアーマードと違うタイプですね。」
彰炎は先生にそう言った。
「あぁ、最新機のテストタイプだ。データ収集をかねて学園に配備されたんだよ。早速動かしてもいいよ。」
そう言われ三人はアーマード用の強化スーツに着替えアーマードを装着した。
装着すると装着者に合わせてデータが書き加えられていき書き加えが終わるとアーマードに搭載されたサポートシステムにより装着者向きの武器が推奨された。
桜子は近接用兵装、彰炎は射撃兵装、一輝は具体的な武器の名前が三つ出ていた。
「なんか俺だけ少ない。」
一輝はぼそっと呟いた。
「先生、このアーマードには決まった武器はついてないんですね。」
そう言ったのは、彰炎だった。
「そうみたいだね。テスト機だからいろんな装備をつけてデータ収集してほしいみたいだね。じゃ放課後までに僕が君達のデータにある武器をいくつか用意してあげるから放課後テストしてみよう。」
手塚はにこにこしながらそう言った。三人は返事をし教室へと戻って行った。
そして放課後もう一度第二格納庫に向かった。
第二格納庫では手塚が三人のアーマードに装備をつけていた。
「ちょうど終わったとこだから後は君達が装着するだけだよ。」
三人は早速着替えアーマードを装着した。
「さっそデータ収集にとりかかろうか。第三アリーナを確保してあるからそこでやろう。」
「はい!!」
三人は返事をしてアリーナへと向かって行った。
「よし、まずは天下君からいこう。」
手塚がそう言うと彰炎はまずライフルを取り出した。
彰炎が構えると点数の書かれた的が現れ彰炎はライフルの引き金を引いた。
放たれた弾丸は見事的を射ぬいたが中心には程遠く、そのあとも数発撃ったが中心に当たることはなかった。
彰炎は武器を変え打ち続けた。
「よし天下君そのくらいにしておこう。次は霧島君の番だ。」
「はい。」
一輝は唯一の射撃兵器のアサルトライフルを手に取った。
一輝も的目掛けて撃つがなかなか上手くいかない。
一輝は20発ほど撃ちテストをやめた。
「よし、最後は杉本君だ。」
桜子は装備されていたサブマシンガンを手に取り撃つがほとんど当たっていない。
どうもブレが激しいようだ。
「これで全部終わったね。これで君達も銃の特性を理解出来たと思うから来週の模擬線頑張るんだよ。」
手塚は三人にそう言い残し去っていった。
「はぁ、あの銃使いずらすぎよ。」
桜子が急にそんなことを言いはじめた。
「こっちの方がやっぱりしっかり来るのよね。」
桜子は近接ブレードで素振りしながらそう言った。
「確かにお前にはそっちの方が似合ってるな。」
一輝もそのとうりだと思いそう言った。
一輝は剣を振るう彼女しか見たことがないので当たり前と言えば当たり前な反応なのだ。
「今日はこのまま訓練しましょう。」彰炎はそう言った。
一輝と桜子はそうだなとうなずき、日がくれるまで練習を続けた。
読んでいただきありがとうございます
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