3.夏休み
やはりそのまま載せなおしにします。この頃の文章が好きだ
毎晩うなされてる報告を受けてから2日後ぐらい。高校は夏休みに入ったらしい。
「夏休みの予定、何か立ててないの?」
「私は暗ちゃんのお手伝いをするから。」
「友達と予定立ててどっか行ってきてもいいのよ?」
少し前に秘目から友達の話を聞いた気がしたので聞いてみた。
「もし私がどっか行ったとして、その間暗ちゃんどうすんの?」
「私はいつも通り小説書いて寝てを繰り返すだけだけど。」
「ご飯は?」
「冷凍食品作るわ。」
「他には?」
「……」
最近の冷凍食品はすごいから大丈夫だと思うんだけど…あっ、そうだ
「カロ…」
「カロ〇ーメイトだけもだめ。」
「ダメか…」
あれが一番楽なんだけどな…
「でも、私のために夏休み中ずっと家にいてもらうのは悪いわ。」
「予定もないからいい。」
「秘目の青春時代は今しかないのよ?」
私には難しいけど、秘目は普通の青春を送ることができる。
「私は…」
少し迷うような声で、秘目が言う。
「暗ちゃんは、私といるのは嫌?」
「嫌じゃないけど…やっぱり秘目には自由に遊んできてほしい。」
「嫌じゃないなら、ずっとここに居させて。」
本当にいいのだろうか…普通なら友達同士で海に行ったりする物ではないのか?
「なんでかって、理由を聞いてもいい?」
「あまり、コミュニケーションが得意じゃなくて…数少ない友達も部活が忙しくて…一人でどこか行っても悲しくなるし…」
「私といても楽しいことはないと思うけど…」
「楽しいし、幸せだからいいの。」
「家にいることが?」
「暗ちゃんといることが。」
「そ、それなら…いいんだけど。」
なんで、私といることが幸せになるのだろう。趣味があるわけではないし、色々なことを手伝ってもらわないといけないし、大変なだけだと思うのに。
「ん、そういえば最近モチベ上がって随分先の分まで書いたし、夏休みは休むことにしようかしら。」
「ゆっくり休んで。最近ずっと机にいるじゃん。」
「暇なのよねぇ…なんかやることないのかしら…」
「難しいね…」
「そうだ、秘目の話をしてくれない?」
「私の?」
「学校での話とか、聞きたいの。」
学校を楽しめているのか、何かされてないか、今まで気になっていたのだ。秘目には普通の生活を送ってほしい。
「いいけど、普通の話だよ?」
「普通の話を聞きたいのよ。夏休み中暇だし、学校でどんなことがあったか聞きたいのよ。」
「なんだかお母さんみたい。」
「そ、そうかしら…」
「普通、親は娘の学校生活を知りたいものみたいです。」
「へぇ…」
そうして夏休みに入り、秘目の学校生活について聞くことにしたのだった。
誤字脱字等ありましたら、報告よろしくお願いします




