表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

自由な夜

作者: 軍具にる

現在自分は受験生だ。志望校は、かなりの進学校だが、自分はいける気がしていない。というのも、親からの気持ちが強く、志望校もほぼ強制で、自分では決めることができない。また親からは大きな期待がかけられており、それが大きなプレッシャーになっていて、ずっと学力が伸びていないのだ。しかも学校で基本孤独で本を読んでいるような自分は、悩みを誰かに相談することができず、大きなストレスになっている。そんな自分だが唯一の救いがある。それは音楽を聴くことだ。音楽を聴いている時は、誰にも縛られず1人で自由にいられるような気がするのだ。でも現実は甘くない。受験生ともなると毎日が勉強の日々。もう自分にも限界が来ている。辛いのは周りも同じだろうが、だからと言って自分は辛くないかと言ったらそうじゃない。とても辛いのだ。少し気を抜いたら何もかもが壊れてしまう気がする。「もうだめだ」そんなことを思った時に不意に思い出した。自分が好きな歌にこんな歌詞があった。「一度全部リセットして 投げ出してしまえ」

この歌詞を思い出した時、自分の体は勝手に動き出していた。窓から抜け出したその先は、夜の街。抜け出したという事実に怯えながらもワクワクしていた。きっと怒られるだろう。そんな不安もあったが、最初の一歩を出した。最初の一歩を出した後は足が勝手に動くように進んでいった。夜の街は人が少なくあまり昼間のような活気はない。だがそれは、自分にとってとても嬉しく感じた。誰も自分のことを見ていない、誰にも縛られない。その状況がとても嬉しかった。今だけは自由なんだと、そんな気になった。次第に今までのストレスもなくなって行き、とても良い気分になった。気分も晴れたので、自分は部屋に戻ることにした。とりあえず部屋に戻ったらあの曲を聴こう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ