表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/3

大図書館だー!!

こっちも投稿復活です。頑張って投稿します。

「うー、暇だー」


僕はいつもの様に暇で、廊下をぶらぶらと歩いていた。


「たまには仕事手伝ってもいいんしゃないですか」


と、ここに咲夜が突然横に現れた。


「うわびっくりした」


「そこまでビックリしてる口調じゃないですけどねぇ……」


「慣れだよ慣れ」


咲夜もこの紅魔館に住み出してから20年以上経つのだ。そりゃー、咲夜が『時を操る程度の能力』で突然僕の横に姿を現してもビビらなくなるよ……最初は尻もちつくくらいびびったよ!!


「ちなみにー、仕事はあるのかー?」


「えーっと……あ、大図書館の整理ですかね。パチュリー様と小悪魔だけだと大変そうですから」


大図書館……この紅魔館の中でも一二を争う大きさの部屋……と言うより空間だ。名の通りとんでもない数の本を収納しており、今もその本は増え続けている。


本を入手するルートは作ったり紫さんが外の世界から持ってきたりと様々だ。


「そー、と決まればー!!いってきまーす!!」


僕は不器用に羽をパタパタさせながら廊下を駆けた。



「たのもー!!」


「なんですかその掛け声」


僕がドアの前で叫ぶとすぐに小悪魔がドアを開けてくれた。

彼女は小悪魔。この大図書館の主の助手的な存在だ。ちなみに小悪魔というのが名前なのかは僕も知らない。


「何しに来たんですか?」


「たまには仕事をーと思ってー」


「なら本の整理ですね、丁度、運ぶのに苦労していたので」


おー!!久しぶりに仕事だー!!


「あ、レナ。来てたのね」


「パチェやほー!!手伝いに来たよー!!」


彼女はパチュリー・ノーレッジ。僕やレミリアはパチェと呼んでいる。この大図書館の主でほとんどここから出ないため、体が弱い。が、僕の方が体は弱いので何も言えない。


「手伝いに来たのね、丁度良かったわ。久しぶりにあれをやってもらおうかしら」



ということで僕の足元には大量の本と小悪魔が立っている。


「準備いいー?」


「いつでもどうぞ」


「よーしいくぞー!!」


僕は元気な声と共に足を鳴らし、小悪魔と本の真下に氷の柱を発生させ、エレベーターのように上へと運んだ。


「ストップですー」


「はーい」


そして柱の上昇を一旦止めて、その間、小悪魔はその柱の近くの本棚に本をいれた。


そう!!この大図書館は縦にも大きいから上の方に入れる本は持って飛ぶと大変なんだー!!だからこうやって氷の柱で無理やり足場を作って楽にしてるんだー!!


「次行きましょう!!左の方にお願いします!!」


「はーい!!」


次は氷の柱を左に向けて動かした……




そして、気づけば本の整理は終わり、僕もちょっと疲れてしまった。


「お疲れ様。はい、チョコ」


「やたー!!」


小悪魔(うーん、このチョロさ)


甘いものは疲れてる時はよく食べたくなるのー!!うまうまー


「あ、レナ、いたわね」


と、ここでレミリアが大図書館を訪れた。

どうやら僕を探していたらしい。


「レミィ、どうしたの?」


「いーえ、ただフランの所に遊びに行くんだけど、折角だし、レナを同行させようと思ってね」


「フランかー!!行くー!!でもちょっと疲れたー」


チョコはおいしい。だけど回復効果があるわけじゃないから、食べてもきついものはきつい。

まー、今きついのは僕が貧弱なのが原因だけどねー。てへへ


レミリア「ならおぶるから行くわよ。フランも退屈でしょうし」


「はーい、二人ともまた今度ねー!!」


「行ってらっしゃい、レナ」


「うん!!」


僕はレミリアの背中に慣れた動きで乗って、おぶられながら大図書館をあとにした。




「重くないー?」


「軽すぎて怖いくらいよ」


僕はよく体力が足りなくて動けなくなったり、体調を壊して動けなくなったりとするので、みんなにおぶられるのはもう日常に近い。体がレミリアよりも小さいので、レミリアでも僕を普通におぶることが出来るのだ。


まー、こうしてる間、レミリアがちょっと照れてるのも僕は知ってるぞー!!

僕は慣れてるから照れないけどねー!!


「うにゃー」


「どうしたの?」


ホントになんとなーくうにゃーって言っただけなんだが、折角だし遊んでみよう。


「にゃーにゃー」


「?」


「猫になる遊びー」


「……相変わらずね」


レミリアは僕の言動に呆れる訳でもなく安心する訳でもなく、ため息をついた。


「レミリアも猫になるんだぞー」


「はいはい、にゃー」


「にゃー♪」


レミリアとは何百年もの付き合いだ。しかし、未だにやっていることは変わっていないことは自覚している。それはそれで平和でいいけどねー。今はフランが暴走する心配もないし、ホントに平和だよー。


「にゃーにゃー」


「にゃー、ふふふー。レミリアも猫だなー」


レミリア(全く、子供らしいというか無防備というかねぇ……何百年もの付き合いの幼なじみとこんなことをしてると考えると……やっぱりちょっと恥ずかしいわね)


レミリアの顔が少し赤くなったような気がした。またなんか考えてたなー。


「また照れてるー」


「照れてないわよ!!」


「可愛いやつだなー」


「うぅ……///」


レミリア(ダメだ、レナには一生勝てる気がしない……)


今日も紅魔館は平和だ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ