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イケナイ初恋  作者: ユイユイ
4/4

早すぎ.....

家に戻ると見知らぬ車が停めてあった。


誰の車だろう?と疑問に思ったが、それほど気にせずドアを開けた。


玄関に男の靴が置いてあるのを見て、私は玲美が朝言っていたことを思い出した。


まさかこんなに早く来るなんて......


玄関に立ち尽くしている私の耳に母の声が飛び込んできた。


「私離婚したの。これでやっと一緒になれるわ。嬉しい」


.....あのクソババア最初からそのつもりで離婚したのか。


「俺も嬉しいよ。でも大丈夫なの?こんな時間に俺を家に入れて。娘さん帰って来るんじゃない?」


「大丈夫よ。あの子は部活だから。多分18:00頃まで帰って来ないわ。」


残念だったな。私は今ここにいる。


「ねえ、キスして。」


.....吐き気しかしないからさっさと部屋に行って財布取ろう。


私は忍び足で階段を登り、準備をした。


途中で母の喘ぎ声が聞こえた気がしたが無視して家を出た。





カフェに着くと、玲美はもう席についていた。


「ごめーん。待った?」


「ううん。今来たとこー。」


「いらっしゃいませ。ご注文はお決まりでしょうか?」


かわいいスマイルが特徴の女の店員が私達に聞いた。


「じゃあ、私アイスカフェラテ」


玲美はアイスカフェラテか。


「私はレモンティーと、パンケーキのストロベリー味で。」


「かしこまりました。少々お待ちください。」


店員が去ったあと、玲美が私に、


「え?パンケーキ食べるの?」と聞いた。


私はさっきのことで腹が立っていたので、つい頼んでしまった。


「えー?聞いてよさっきさー.......


私は家での出来事を話した。


「うわーマジか。それはちょっときついねー」


「でしょ?あーなんで今日に限って部活休みなんだろう?あんなの聞きたくなかったのに.....」


「まあ、元気だしなよー。今日は私のおごりでいいからさ。」


おごりだと.......やったああああああああああああああああ


「マジマジマジマジマジ?ありがとう!ちょー嬉しい!」


「あんたはねえ......遠慮って言葉を知らないのか?!」


「よーし今日は食べるぞーこうなったらやけ食いだー!」


「やめてええええ。私の財布空にするつもり?!w」


玲美がいてよかった。私は心からそう思った。







このあと、ふたりでパンケーキを半分こしましたとさ。


今回はお母さんの好感度だだ下がりでしたね。お母さんなにやってんだよ。

まあ、玲美のおかげで最後は和みましたが、次はそうもいきませんよー


それではまた次回お会いしましょう!

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