えっ、魚?(作ってません)
ひと月に3回もコーラ煮を作ってしまったので、家族ではなくわたしが飽きた。
気になることはまだまだあるのに、食べてもいないくせに。実験といいつつ作るだけなのも飽きるものである。おかしいな、製菓は飽きない。
他にはなにかあるのかとコーラ煮のレシピを検索してみれば(したことなかったんかい)、世の皆様ったらけっこういろんなものをコーラで煮てらっしゃる。
スペアリブは思ったよりコーラ煮にされているようだ。わたしはまだやったことがない。
大根とスペアリブ、薄切りにした生姜(食べない)と粒の黒胡椒(これも食べない)、そして少しの塩で煮込んだスープ仕立てが気に入っている。時期ならば大根でなく冬瓜で煮てもいい。あっさりと、食欲のない日でも食べられる。灰汁を引いてほっとけばできるしね。
それまではひたすら焼いてたんだな。マーマレードと醤油、にんにく生姜とねぎの青いとこを合わせたたれに1~2日漬け込んで、オーブンかグリルで。しかしマーマレードから自作しなければならなくなったから投げた。
マーマレード、できるけど(やったことあるから、もう)やりたくない。
次いでマーマレード煮。脇雅世さんの圧力鍋レシピの本の品。だいぶ気に入っていた。これもマーマレードを作るところから……ぁぅ。
骨無し鶏肉も割と出てきた。ふむふむ。
レバーは盲点だった。家で煮るとおいしくできないから悔しくて購入していたのだけど、食べられなくなったからどうしたもんかと思っていたのだ。いやコーラで煮ても食べられないんだけどさ。
たこを煮ているレシピも多い。たこは煮ると固くなるからなあ。そこで炭酸効果なのか。たこは好きな家族と嫌いな家族(たこ焼きなら可)がいるから、たぶん作らないと思う。
驚いたのは、煮魚。
わたしが煮汁多め(薄味)で食べたくて水分多めで煮ることが多いから、偏見が入っていることは否めない。濃いめの煮付けになるよな。
あらためて検索をかけ直してみれば、出てくる出てくる。予想より多い。たしかに少ない数の調味料でらくに味が決まる。
醤油の入れすぎさえなければ、ちょっと甘みが強めに仕上がりそうではあるものの、ほぼ失敗なしなんではなかろうか。
飲料メーカーが金目鯛の煮付けを作っていた。豪華だな。
いわしとかさんまが多く出ていた。もしかして骨食べられるようになる?
あと海老。有頭海老が炒めたあと煮られていた。
トム・リムというベトナム料理(海老のニョクマム炒め)のアレンジなんだとか。ココナッツカラメルをコーラで代用とのこと。なるほどなるほど。
とはいえ海老は、好きな家族と嫌いな家族(ぷりぷりしていなければ可。できれば食べたくない)とがいるからな、たぶん作らないだろう。
迂闊に言葉に出すのもダメだ。興味を示してトム・リムを作ってくれと言われても、ココナッツカラメルがわたしにとっては敵である。
照り焼きたれに使われていたり塊肉の下処理(漬け込み)に使われていたりと、だいぶ多彩。いやあ、飲み物だという先入観にとらわれてるなあ。
……食べられないけど。
そういやジンジャーエールで煮るレシピもたくさん出てきたね。生姜か。生姜なのか。
新生姜の時期に生姜シロップは作るから、あれと炭酸水でできちゃうな。煮魚をするときに生姜シロップの生姜入れているし(そして食べる
料理って、まだまだ知らないことばかりだなあ。
製菓ほど好きじゃないけど面白い。
実はジンジャーエールを特売で買ってきたところ(わたしは飲まないが)でジンジャーエール煮を知り、好奇心がうずき出していたりする。
コーラ煮飽きたんじゃなかったんかい。