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イケメンなのに陰キャすぎて幼馴染としか喋れません  作者: ひめのなぎさ
第二章 夏休み
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第2章 31話 「うちの後輩結構やるから気を付けてね」

お久しぶりです!!!

また描き始めますし他にも連載開始します!!

 大輝君と別れた後ひらひらと舞いそうになるスカートを抑えながら私、新見遥は渡り廊下を歩いている。


 「おっはよ!はるかっち!!」


 すこしぶりっ子のようなかわいい声が物陰から聞こえて私は足を止めた。


 「おはようございます。渚先輩」

 「あれれ、はるかっちからは見えないところから言ったつもりなんだけどなぁ」


 てへへと付け加えながら物陰から出てきた先輩はあざとく舌を出す。


 「さすがに声でわかります。どうされたんですか」

 「ねーはるかっち目が笑ってないよ~?どーしたの」


 いつもの優等生の笑顔を張り付けているはずなのにやっぱりこの先輩には通用しないらしい。

 それでも私は張り付けた笑顔をはがさずに続ける。

 

 「先輩も笑ってないですよ?」

 「ええ~そんなことないよ~。で、はるかっち大丈夫そ?」

 「何がですか」

 「ええー気が付いているくせにー。青団の団長と紗季ちゃんだっけのことなんか動いているんでしょ?それで今も根回しってところ?」


 風になびく髪を渚先輩も私も気にせずにお互いの目から視線をずらさない。


 「んーでもあのはるかっちがそのためだけに根回ししたって考えにくいし、んーんー」


 あざとく考えるポーズをする渚先輩を見ながら私はすこしばかりため息が出てしまった。


 「あ、わかった!!バスケ部の子でしょ~?そうすれば応援団のこともはるかっちの恋愛も解決で一石二鳥、いや三鳥だもんねー」

 「はぁ」

 

 今度は先輩に聞こえるようにため息を吐く。


 「なーに?はるかっち」

 「どこまで知っているんですか?応援団のことも大輝君のこと、雄志のこと」

 「えぇ全然わかってないよ~でも~」


 先輩の目つきが一気に鋭くなる。

 

 「前も言ったでしょ。望に何かしたら容赦しないって」

 「はい。覚えています」

 「だからね、一応様子見ているだけ。後輩の恋愛にもトラブルにも手は出さないし出せない」

 「出せない……?」

 「なーんでもなーい!!あ、ゆう君と望が生徒会室で待ってるから早く戻らなきゃ」

 「はい」


 いつもの天然ギャルに戻った先輩はスキップでひと足早く生徒会室の方に行く。

 手をだせないってどういうこと?

 後輩の恋愛には手を出さないはわかる。

 でも手は出せないってどういうこと?

 望先輩関連なら逆に積極的にかかわるだろうし、渚先輩自身に直接かかわりがあるとも考えられない。

 ということは誰かとそういう約束をしているってこと?

 私の怖さは私が一番知っているからこそ私と渚先輩は似ているからこそ怖い。

 いや、めんどくさいというべきなのかな。

 ううん、今はこんなことを考えている時間はない。

 生徒会業務が始まるし望先輩も雄志も生徒会室にいるらしいから早くいかないと。

 身体にくっついたような蒸し暑い空気を振り落とすように少し早歩きに歩き出して生徒会室に向かった。


 ――――――――――――――――


 「期待してるよ、後輩ちゃん」















 

明日も投稿頑張ります!!

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