第2章 第24話 今夜だけは貸し切りで。
恋が実る前の青春という花を見届けていただけると幸いです。
(今夜はまだ予約待ちだよ、風香)
イタッ!
いててて……
私、松原風香は雄志君の返信にびっくりして机に脚をぶつけてもがいていた。
Nine!
痛むところを手でさすりながらNineの通知に呼ばれてスマホをみると、
(あ、ごめん風香!今日は夜暇だよってこと!)
雄志君絶対慌てて送ってきたよね?
意味は伝わってたから大丈夫なのになぁ。
(うん。大丈夫伝わってるよ)
送信ボタンを押すとすぐに既読が付く。
(よかった。それで風香どうしたの?)
通話できませんか?
指が入力しようとして、脳がそれを止める。
この前の日曜だって急に通話したけど怒られなかったし大丈夫だよね?
あ、でも雄志君やることあるかもだしえ~どうしよう~。
あ、だめだ。すぐ返さなきゃ私が既読つけてるのわかってるもんね。
(雄志君今日はもうやることない?)
(んーと今帰ったばっかりだからご飯とかお風呂がまだかな?)
今からご飯とお風呂って結構時間かからない??
男の子だから早いとかあるのかな。
明日も雄志君生徒会だろうし今日はやめといたほうがいいかな……。
(そっか!頑張って!)
ウサギさんの頑張れスタンプも送信。
「はぁ」
紗季ちゃんのこと、良太君のこと話したかったんだけど忙しいから仕方ないよね。
仕方ない。
仕方ないよ。
天井をぐるぐると回る私のため息をぼーっとみていると、
た)
イタッ!
いててて……
私、松原風香は雄志君の返信にびっくりして机に脚をぶつけてもがいていた。
Nine!
痛むところを手でさすりながらNineの通知に呼ばれてスマホをみると、
(あ、ごめん風香!今日は夜暇だよってこと!)
雄志君絶対慌てて送ってきたよね?
意味は伝わってたから大丈夫なのになぁ。
(うん。大丈夫伝わってるよ)
送信ボタンを押すとすぐに既読が付く。
(よかった。それで風香どうしたの?)
通話できませんか?
指が入力しようとして、脳がそれを止める。
この前の日曜だって急に通話したけど怒られなかったし大丈夫だよね?
あ、でも雄志君やることあるかもだしえ~どうしよう~。
あ、だめだ。すぐ返さなきゃ私が既読つけてるのわかってるもんね。
(雄志君今日はもうやることない?)
(んーと今帰ったばっかりだからご飯とかお風呂がまだかな?)
今からご飯とお風呂って結構時間かからない??
男の子だから早いとかあるのかな。
明日も雄志君生徒会だろうし今日はやめといたほうがいいかな……。
(そっか!頑張って!)
ウサギさんの頑張れスタンプも送信。
「はぁ」
紗季ちゃんのこと、良太君のこと話したかったんだけど忙しいから仕方ないよね。
仕方ない。
仕方ないよ。
天井をぐるぐると回る私のため息をぼーっとみていると、
ジリジリジリ
え?
Nine電話の通知?
まさか……
海原雄志
うれしさとドキドキが一瞬現れて、困惑がすべてを乗っ取る。
どうしようどうしよう。
いいんだよね?これでてもいいんだよね?
ふぅと大きく息を吐いて吸って光ってるスマホの緑色のボタンを押す。
通話がつながって数秒後、
「ふ、風香?こんばんは?」
ちょっと雄志君緊張してる?
いつもよりなんか硬くて、ちょっと声が震えてる気がする。
雄志君の返事に驚いて足うっちゃったからちょっとだけ私も雄志君驚かしていいよね?
私は今度は小さく息を吐いた。
「雄志君、今夜だけは貸し切りでお願いします」
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