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陽炎の少女 2巻 とある狂犬の一日

作者:夢ノ仲人
 ―――――どうして、こんな事をしているのだろうか。
 七月が終わりを告げて一層暑さが増してくるだろう酷暑の夏、俺は何故か剣道着姿でサッカーのゴールキーパーをしていた。
 俺と相対しているサッカー部のクラスメイトは先程の言葉で腸が煮えくり返りそうな程の敵意をこちらに飛ばしてきていて、太陽光よりも肌に痛みを感じさせる。昔の一時に比べれば大したことは無いのだが慣れたくは無い物で、叶うのならばこんな事を売り言葉に買い言葉でやるんじゃ無かったと時間を三十分前に巻き戻したいと自嘲してしまう。
「名蔵センパーイ!なるべく多くゴール守ってくださいよ!じゃないと普通に負けますからねコレ!」
 わらわらと勝負の行方を見守る外野からは、俺がこんな所でこんな事をさせられている理由の元凶が他人事の様に能天気にも応援をしてくる。
 本当に、全く―――――。
 ――――――――――――――――――なんで、こんな事になってしまったのだろうか。
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